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【はじめての頒布会レポート】日本酒のプロにゆだねるお酒のサブスク体験

    「頒布会」(はんぷかい)というものをご存知でしょうか?

    定額でお金を払い、酒販店が商品をみつくろって送ってくれるというもの。

    このシステムに、長いこと憧れがありました。

    いい頒布会はないかと、SNSで探していたところ、山形県の地酒専門店「La jomon」さんからこんなコメントが。(山形県にある有名なお店です)。

    うちがやってますよ。

    内容はPB酒を中心にその都度の私のお薦めの酒です。

    — 熊谷 太郎 (@rockonjo) April 1, 2020

    早速お店のサイトを見てみると…いろいろな「コース」があるようです。

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    (写真の圧がすごい。商品ページなのに「おまかせ」ゆえに店主のイメージカット。どこの高台で撮ったんだろう)

    気になります。

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    食生活をトータルコーディネート?
    委ねてみませんか?

    日本酒のプロが、ゆだねてみてはと誘っている。
    ゆだねてみます。はじめての頒布会、ここに決めました!

    クール便で到着

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    気長に待とうかなと思っていたのですが、結構すぐにきました。酒販店さんだから当然なのかもしれませんが「え、もう?」というくらいの速度でした。

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    なんかコースターが入ってました。お店のロゴかなにか?

    続いて、お酒を開封してきます。

    01 店名を冠した「名刺」的な日本酒

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    まずは、お店の名前がそのままラベルになったPB酒。
    これこれ、これです。こういう、他では買えないお酒があるっていうのがうれしいのです。地酒専門店の中には、取引のある蔵と積極的に意見交換をしていて、それでこんなPBが生まれることがあります。

    「酒屋さん=入荷したお酒を売るセレクトショップ」ではなく、お酒の企画とかブランディングとかからがっつり入るプロデューサーでもあるのです。

    ちなみにLa Jomonさんは「6号酵母サミット」主催とあり、このお酒も6号酵母。穏やかかつ、あまみと酸味がいい具合のバランスです。

    <data>
    秀鳳酒造場(山形県) アルコール度:16度 精米歩合;70%(飲んだ感じ全然重くない!) 酵母:6号 原料米:山形県産出羽の里

    02 新政式ビニール生酛で醸す期間限定酒

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    続いてもPB!初回ということもあり「かましてやる」感がビシビシ感じます。店長のダンディな顔が浮かびました。

    「これどうだ」「おお、こういうのきましたか!」のように、お酒を介して山形と東京で話をしている気分です。

    「山形政宗」で知られる水戸部酒造。酵母はもちろん6号。注目は「新政式ビニール生酛」で醸している商品だとか。

    補足ですが、6号酵母といえば秋田の新政酒造です(発祥の蔵)。そこでは江戸時代の手法・生酛でお酒を醸しているのですが、そのメカニズムを検証し、生酛なのに「ビニールにいれてそっとゆする」ことで微生物をやさしく導く、という、古いのか新しいのかよくわからないけど胸が熱くなる造りに取り組んでいます。

    それを、実力蔵の山形政宗がやるとは。

    こういう変化球もうれしいです。期間限定酒というのも、ミーハー心をくすぐります。日本酒は四季で異なるお酒がでるので、変わったつくりとなると、もう今後出会えないかもしれないのです。完全に一期一会。それも自分で選んでいない、選ばなかったからこその出会いです。

    <data>
    水戸部酒造(山形県) アルコール度:16度 精米歩合;60% 酵母:6号 山形県産出羽燦燦

    03 気になっているけど買わなかったあのお酒

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    ラストはちょっと意外ですが、福島県の酒蔵。自然な酒造りにこだわる「仁井田本家」のお酒です。(これはPBではないため、店主の今のおすすめか)

    ここのお酒、かなり好きで家に常備しています。でもこの「田村」は、まだ買ったことがありませんでした。特約店限定であまり見られないことと、あとは他のラインナップよりちょっと高い(でも数百円程度)ので、後回しにしていました。

    「普段ならちょっと買うのを迷うかも」というのを、「プロおすすめ」ということで飲んでしまう、というのも頒布会ならではかもしれません。もちろん、味は抜群に美味しいです。

    <data>
    仁井田本家(福島県) アルコール度:17度 精米歩合;60% 酵母:6号  原料米:無農薬、無化学肥料栽培の亀の尾

    おまけ??調味料もやってきた!

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    箱の奥の方に、なぜか唐辛子も入っていました。これが「トータルコーディネート」なのですね。同封の説明書によると「酒との相性抜群!煮物、焼き物のアクセントに一振り」とのこと。これで3本の酒を飲めということですね、承知しました!(香りがすごいです、そして辛い。酒に合います!)

    頒布会は、人が見えるお酒の買い方

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    (今回の内容)

    はじめての頒布会の感想は「おもしろい!」です。

    ①東京では買えないものばかり、旅先で買ったような気分になれる
    ②自分が選んだら買わないかも?という予想外のお酒に出会える
    ③プロのキュレーター(自分の100倍以上のお酒の知識の持ち主)が、今飲むべきお酒を出してくれるという、楽しみ

    と、普段お店で探すのとはまったく異なる楽しみを感じました。

    ひとつ見るごとに、サイトでみた店主の顔が思い浮かび「この人が、このお酒をセレクトしてきたか〜」と、勝手に文通的な楽しみ(そして味わいながらも)も得られます。

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    (再掲。絶対、信念とかポリシーとかすごい人だと思うのです)

    はじめての頒布会、おもしろかったです!

    まだまだいろんな頒布会を試してみたいと思っています。この頒布会おすすめ!などございましたらぜひお教えください!

    お店情報はこちら!


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    酒を愛するクリーミー大久保です。10数年間、お酒に寄りがちな編集・ライターとして活動してきました。美味しいお話を綴っていきます。日本酒ナビゲーター資格保有。

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