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惑星総転居 毎週ショートショートnote

    冥王星は面白くなかった。
    あの日の屈辱は一生忘れない。自分が太陽系の惑星ではないと言われるなんて思いもしなかった。
    準惑星?何だよ!

    取り敢えず太陽系の要、太陽に泣きついた。太陽は
    「残念だったね、でも君は今まで通りの軌道を公転していて良いからね」
    そう言ってくれたんだ。少しは安心したけれど。

    そんなある日、通りすがりの箒星が冥王星に囁いた。
    「君さ、太陽を独り占めしたいだろ?他の惑星達には別の場所に行ってもらえよ」
    「まさか、そんなこと出来ないよ」
    「悪いようにはしない。私に任せてくれ」
    そう言うと八つの惑星に耳打ちを始めた。
    「こんな田舎の銀河より、都会の銀河にいい物件がある」と。都会に憧れる若者達のように惑星達は色めきたった。
    そしてあっと言う間に、箒星の後について行ってしまった。残されたのは太陽と冥王星。
    冥王星は太陽を独占できて嬉しかったが太陽はとても悲しそうだった。
    冥王星は意を決して惑星達を説得するために後を追って行った。

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    ※説得は成功したみたいですね。太陽にとっては冥王星は今までと変わらず可愛い9番目の惑星なんですよ。めい

    たらはかにさんの今週のお題「惑星総転居」です。
    よろしくお願いいたします。

    #毎週ショートショートnote
    #惑星総転居
    #ショートショート

     
     

    めい

     
     
    2023年5月に古希を迎えました。普通のオバアですがお付き合いくだされば嬉しいです。 高齢ではありますし、行き届かないところが多々あると思いますがどうぞよろしくお願いいたします。 めい

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