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600note祭り|企画参加|ちょっと驚いた話|将棋大会の思い出|アマ竜王戦

    たかっちPさん の #600note祭り

    参加させていただきます。ありがとうございます。


    ② ちょっと驚いた話

    「えっ!」と、思わず声が出た出来事。
    あなたの「ちょっと驚いた話」を、聞かせてください。


    ☖☗☖☗☖☗☖☗☖☗☖☗☖☗☖☗☖☗☖☗☖☗


    子供のころから将棋が好きで熱中した。

    昭和は将棋を指す人も多く、
    近所のおっちゃんや親戚のおっちゃん、
    色んな手を教えてもらった。

    大人になってからも熱は冷めず、
    30代半ばでアマ四段までいった。

    そこで、腕試しとばかりに、
    アマチュア竜王戦大阪予選にエントリーしたのだ。

    会場は多くの参加者で熱気ムンムン。
    ぼくのテンションもMAX!いざ出陣!

    1局目は勝負になった。負けはしたが、
    感想で相手から終盤の手順を指摘され、
    ギリギリまで勝負の綾はあったようだ。

    そして、問題の2局目を迎える。

    序盤の駒組を終えて、さあ!ここから、の局面。
    まったく見えてない飛車の転回から捨て駒一閃!

    「えっ?」

    そこからあっという間にその飛車に成り込まれて、
    「え、えっ!」

    ・・・ 終わってる。

    ぼくはしばらくその見事な龍を観照していた。

    その後、数手指したが、これ以上指しても意味がない。
    相手に敬意を表して投了した。

    礼の後、その人は静かにスッと席を立った。

    そりゃそうだ。感想もなにもない。
    明らか手合い違い。瞬殺である。

    にしても、あれは見えない。
    ほんとうに鮮やかな手順だった。

    負けた将棋ほど覚えているというが、
    30年前の対局なのに昨日のことのようだ。

    それほど衝撃的で感動的だった。

    この大会の記念の扇子は今でも手元にある。
    『気迫 竜王 羽生善治』と揮毫してある。

    いい思い出です。
    ありがとうございます。

    一期一会に感謝。



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