
600note祭り|企画参加|ちょっと驚いた話|将棋大会の思い出|アマ竜王戦
参加させていただきます。ありがとうございます。
② ちょっと驚いた話
「えっ!」と、思わず声が出た出来事。
あなたの「ちょっと驚いた話」を、聞かせてください。
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子供のころから将棋が好きで熱中した。
昭和は将棋を指す人も多く、
近所のおっちゃんや親戚のおっちゃん、
色んな手を教えてもらった。
大人になってからも熱は冷めず、
30代半ばでアマ四段までいった。
そこで、腕試しとばかりに、
アマチュア竜王戦大阪予選にエントリーしたのだ。
会場は多くの参加者で熱気ムンムン。
ぼくのテンションもMAX!いざ出陣!
1局目は勝負になった。負けはしたが、
感想で相手から終盤の手順を指摘され、
ギリギリまで勝負の綾はあったようだ。
そして、問題の2局目を迎える。
序盤の駒組を終えて、さあ!ここから、の局面。
まったく見えてない飛車の転回から捨て駒一閃!
「えっ?」
そこからあっという間にその飛車に成り込まれて、
「え、えっ!」
・・・ 終わってる。
ぼくはしばらくその見事な龍を観照していた。
その後、数手指したが、これ以上指しても意味がない。
相手に敬意を表して投了した。
礼の後、その人は静かにスッと席を立った。
そりゃそうだ。感想もなにもない。
明らか手合い違い。瞬殺である。
にしても、あれは見えない。
ほんとうに鮮やかな手順だった。
負けた将棋ほど覚えているというが、
30年前の対局なのに昨日のことのようだ。
それほど衝撃的で感動的だった。
この大会の記念の扇子は今でも手元にある。
『気迫 竜王 羽生善治』と揮毫してある。
いい思い出です。
ありがとうございます。
一期一会に感謝。
