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ハッピーライティングマラソン#42|今までで一番「自由だ」と感じた瞬間は?|わたしと東京

    本田健さんのハッピーライティングマラソンに参加しています。


    一浪して東京の大学に合格し、関西から上京しました。
    最初は親父が東京の知り合いに相談して決めた学生ハイツに入居。

    ちょっとしたホテルのようで、部屋数はどれほどあったでしょうか。
    食事は大食堂でとり、大浴場もランドリーも完備。

    部屋に外部の人間は入ることができず、
    外出の際は鍵をフロントに預け、門限のようなものもありました。

    部屋は狭く長細く、小さい窓が1か所。校舎はすぐそこ。
    半年で嫌になりました。

    これはぼくが描いていた夢の東京一人暮らしじゃない。


    たまりかねて、親父に電話して「部屋替えるから」
    ということで部屋探し。

    憧れの渋谷界隈で決めたのが、
    東急東横線代官山駅すぐの木造の民家。
    二階に3部屋あり、そのうちの1部屋を借りました。

    いわゆる下宿。
    四畳半の部屋にあるのは布団とギターだけ。

    窓から見えるのは、目の前を走る電車の窓。
    ときおり乗客と目が合う。


    こじんまりと小さい駅の周りは物静かで夜は暗い。
    街路樹は風情があり、渋谷まで歩くのが楽しかった。

    いつも風は心地よく吹いていたんです。
    恵比寿へも中目黒へも散歩がてらよく歩きました。

    近くに優しい先輩が2人住んでいて、
    なにかと入り浸り、いっしょに飯を食い、寂しくもなかった。

    なにより自由を感じていました。


    そして、最高に解放感を味わえたのが、
    代官山アパートの中にあった銭湯。

    これほど気分よくくつろげる場所はなかった。
    熱~いお湯に首までつかり、手足を思いっきり伸ばして、

    「はあ~~」

    天井には満天の星空が広がっていた。
    今までで一番「自由だ」と感じた瞬間です。


    当時、ぼくは曲作りに夢中で、
    散歩してるときや銭湯でくつろいでいるときは、
    いいフレーズが浮かぶ至福の時間でした。

    このとき創造したメロディーは、
    今もぼくの心の中で生きています。

    青春時代を過ごした街並み。
    そして自由を満喫した熱いお湯。

    一生忘れません。


    #ハッピーライティングマラソン
    #本田健


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    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ありがとうございます。

    今回のお題は、書いていてとても幸せな気分になりました。
    まさにハッピーライティングですね ♪

    書くことによって すこしずつ 自分に還ってゆく




    『新緑』の装飾バーは、まるもりはっぱさんの作品です。
    素敵な素材がいっぱい ♪ のぞいてみてね ☆彡



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