
カンパネラのこと、聴き方の癖について考える
たまに音楽ネタを投稿。
(右下、黒いインスタマークを押すと見れました)
リストのカンパネラは、いつか絶対弾けるようになりたいと思っていた曲でした。
2021年にやっと着手する気になって、この曲の本当の恐ろしさを知った……。部分的に弾く分にはまだ良いとして、問題は全体を通しで弾けるかということ。最初から最後まで超絶技巧です。
この曲はアップライト(家)で練習することが困難かもしれない…と少々悟ったこともあります。難しい。
アップライトとグランドピアノは構造が異なります。グランドピアノは打鍵から離鍵にかけて、鍵盤が上まで上がり切る前に、さらに押して打鍵することができたりするのです。連打音が入りやすい。アップライトではそういった弾き方が、そもそも構造的にできないので、小節によっては完全に音が入らない状態での練習になります。
この機構を変えるための技術として“グランフィール”があることも知ってはいるのですが……、どうなのでしょう。うーむ。。
やっぱり今まで練習を重ねてきたピアノと思うと、色々と慎重になります。複雑なんですよね。
結局のところ、響きがどうなるか分からない。
私が、時折スタジオ練習をするのは、グランドピアノの感覚を忘れないようにする為でもありますが、それだけではなくて。ピアノメーカーによって、そもそも1台1台においても、個性が異なるため、様々なピアノで練習することは、慣れていた自分特有の弾き方を手放したり、何か気付きを得るきっかけとなる気がします。
上に挙げたインスタ動画はベヒシュタインで撮影しましたが、打鍵に対して音の立ち上がりが速い。びっくりするくらい、するするっと弾けるので、沢山の連打を入れたくなりました。
“教えてくれる”ピアノ。先生のようなピアノって中々なくて。「ベースの意識が甘いよ」とか、本当に分かるのです…。ベヒシュタイン特有の感覚でしょうか。
ピアノによって難易度変わるんじゃないか、この曲は。
あ、アップライトも様々なメーカーがあって、タッチの感覚も異なると思います。アップライトだからどう、というのも一概には言えない。品川にあるスタインウェイ&サンズ東京へ行ったことがありましたが、スタインウェイのアップライト……凄まじかった記憶があります。ラフマニノフの鐘を試弾したら、低音が、ズドーンみたいな迫力ある音。細かなパッセージの弾きやすさ。アップライト革命。
アップライト良いじゃん。
話を戻して…気が付いたら、いつのまにか練習しなくなっていたカンパネラ。カンパネラチャレンジも遂行したいのですよね…。
もうちょっと弾き方を変えたい。
しかし、カンパネラチャレンジは結構、孤独との戦いみたいになる。前は、インスタ仲間が同じ曲を弾いていらっしゃったのですが、先越された。あー。
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で、今はヘリオセントリックのお勉強会に参加していますが、その中でオーディオのお話がありました。
1日にいくつかのオーディオ機器(イヤホン,ヘッドホン,スピーカー)を変えるということ。“聴く姿勢”において、常に新たな発見をする、ということかもしれないな、と思いました。
私はラディウス・ベートーヴェン,SE215,Hifiman Deva Proの3機種から、その時々で選んでいますが、この音が絶対!ということはないのかもしれないです。もちろん、好みはあります。
それが全て、という聴き方ではなく、つねに変わるものなのですね。
天秤座の聴覚、奥深い。
それから、先日はeイヤホンという、オーディオ専門店へ訪れて、その数の多さ(特にヘッドホンコーナー)に圧倒されました。STAXも上位機種まで試聴しました。感動しましたね……。でも、すぐには購入しない。
そもそも、すぐに購入できるような金額ではありませんが…。
手に入るということは、そのような聴き方に至るまでの道を辿るということだと思います。
そういう意味でも、私は、Hifiman Deva Proが人生初のヘッドホンで良かったと、本当に思っているのです。
嬉しかったなあ。
ピアノも、結局のところは同じかもしれない。
手に入らないから聴かないのではなく、むしろ沢山の音を聴いたり触れたりして、自分の中に、その音というものを吸収する。
そういった“聴く力”を養っていきたいですね。
………沼になる理由を書きたいわけでは、決して、ありません 笑
このままですと、大変なことになる。
いや、嘘です。何も書かなかったことにー。