
The Boys of DUNGEON LANE / Paul McCartney
6月にレコードを買ってから、毎週のように聴いているアルバム。前作「McCartney III」には心が動かされなかったのに、Dungeon Laneにはグッとくる。もはや革新的なサウンドが生み出されているわけでもなく、基本的には多くの部分をPaulの自作自演で創られているソロアルバムという意味でも、何処にそんなに惹かれるのかリスナーとしてもよくわからない、けれど今日もまたターンテーブルにレコードをセットして聴き始めると、
「う〜ん、いい」
と最後まで聴き通してしまう。A面の方が、とかB面の方が、とか無く、全体的に聴かせる曲が並んでいて、曲順もしっかり練られているように感じるし「配信時代のアルバム」ではなく「王道の1枚のアルバム」を形作ってくれているのが嬉しい。嬉しいんですよ、Paul様。
もしかしたらこれがラストアルバムになるのかも?
そういった憐憫でもなく、
まあこの年齢の作品にしては良くできている
というような、斜に構えた気持ちも無い。
不思議だ。80歳をとうに過ぎて、声量も声域も益々衰えているのにこのアルバムは「上手い」と感じる。
アコギで熱唱する「Down South」にグッとくる
ところで、この輸入盤、帯電がものすごい。片面再生するとターンテーブルシートにペッタリ張り付くほど帯電する。ポールのエネルギーが強いのか?(笑)
(アルバムを買ってすぐに書こうと思ったのに書いては消し書いては消しで全く筆が進まず1ヶ月くらいかかって、結局こんな文章しか書けなかった。あーだこーだ言えず「いい」としか言わせない、そんなアルバムなのかなと思う。)