
スケジュールコマンドを忠実に実行する育成ゲーム主人公は偉すぎるってことよ
以前のこの記事で、note執筆から指が遠のいた原因の一つとして少しだけ触れた台湾のRPG『活侠傳』。
その後も沼に足を取られており、未見イベントやあちこちの差分を収集するべく何週か遊んでいました。
こう……自尊心とか……渇望と不屈の心とか……そういう面で虚ろな心にしみ入る物語だったので、いつかちゃんとした感想文も書ければと思っているのですが、今回語っていきたいのはそれ以前の話。
趙活くん(活侠傳の主人公)、偉くね???
いや、ストーリーで見せてくれる義侠心とか根性とかの心意気ももちろん偉すぎるのですが、だからそれ以前――物語以前の話なんですってば。
日々の育成コマンドの内容をきちんと実行して、能力を着実に、自発的に伸ばしていっているのが偉いって話です!
そりゃ失敗したりサボり気味な結果が出ることはありますよ。
でも実行すると決めたコマンドを反故にはしないじゃないですか。
心相(メンタル健康度、やる気みたいなもの)0状態でひたすら仕事や修行を連打してもやり遂げる(悪い結果が出やすくはなる)。
いや、偉すぎないか???
そのあたり、己の人生において『休息』コマンドしか実行していない私にとっては眩しいなぁ……って思うんです。
私は育成してパラメーターをいじることで攻略していく・結末が変わる系のゲームがなぜか好きなんですよ。癖になりやすい。
若かりし日にプレステで出会った『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』にハマりこんだところから始まった癖と記憶しています。
(で、当時類似ゲームを探した結果ゲットした『魔法少女ファンシーCoCo』という作品があるのですが、今やネット検索しても詳細情報があんまり出てこない……)
『ときめきメモリアル』シリーズ……私がプレイしたのはガールズサイド1ですが、恋愛物語を読み進めたいから……というより、パラメーターを育てていくこと自体がモチベーションになっていたような気がしています。
あとは、野球に愛着がないのに、サクセスモードをやりたすぎて『パワプロ』に手を出してみたりとか。
育成モノが好き、といっても衝動の底にあるのは母性のうずきとかではなく、パラレルワールドを俯瞰し掌握していく悦びみたいなものだと感じています。
で、これらのゲームの主人公もみんな、みーんな偉すぎるということに今更ながら気付いたわけですよ。
目標のために自発的に研鑽するときメモやパワプロとかの主人公も偉い。
保護者の指導に従い学びや労働の道を進めるプリメとかの主人公も偉い。
で、彼らの対極の生き方を送っているのが私というわけです。
私、なんか新しいことしてみたいなぁ、と勢いで語学の本とかイラスト教則本を入手したこともあるんですが、結局それっきり手に取らず、積み本タワーのレンガになってしまっているんですよ。

私の人生における殿堂入りゲームの一つがアトリエシリーズなのですが、その主人公ちゃんたちもレシピ本を買ったら帰宅後、即! 読むんですよ(私が知る限り、少なくとも初期シリーズの子たちはそうしていた)。偉すぎ。
画力も語学力も、上辺だけの軽い憧れを感じてしまっただけ。それを向上させた先、成し得たい目標がない……というのが積み本の理由かなと思っています。
趙活くんも、彼以外の育成ゲーム主人公も。本当に私の真逆なんですよね。叶えたい、至りたい己の姿や生き様があるから頑張れる。
パラメーターを育てるゲームなんだから、当然プレイヤーのコマンドは反映されないとおかしい。
そう言ってしまえばそこまでなんですが、いや、その主人公になれる器を備えている、人生に対する責任感と実行力を備えている時点でだいぶ偉くないか!?
ということにふと気付いてしまった、そういうぼやきでした。