
気分はビートルズ39 リトグリ(Little Glee Monster)意外な人が歌うビートルズ10
ビートルズの名曲を、意外なアーティストが歌っている貴重な映像を紹介します。今回は第10弾です。
今回は若手実力派ボーカルグループの登場です。
Little Glee Monsterが歌う「Hey Jude」
女性ボーカルグループとして2014年にメジャーデビュー、略称「リトグリ」として今日も大活躍しているLittle Glee Monsterが、ビートルズの名曲「Hey Jude」を指揮者・佐渡裕(さどわたる)氏のオーケストラ、そして大合唱団とともに歌う素晴らしいパフォーマンスを紹介します。
2016年12月、大阪城ホールで行われたイベント「10.000 Freude(1万の歓喜)」での演奏です。リトグリの美しいハーモニーが、やがてオーケストラの豊かな響きと重なり、観客をも巻き込んだ大合唱へと発展していきます。
▼映像はこちら(YouTube)からご覧いただけます
出典:Little Glee Monster 「Hey Jude」 / 2016年12月 大阪城ホール「10.000 Freude」公演(指揮:佐渡裕、オーケストラ&大合唱団)
YouTube チャンネル 「Classic Austria」
Hey Jude | Osaka-Jo Hall | 10.000 Freude | Little Glee Monster - ウィキペディア - Yutaka Sado BEST VERSION より
「Hey Jude」の魅力
この曲はビートルズの中でも特に人気の高い一曲で、多くの人が「一番好き」と挙げる名曲です。人気のポイントは、壮大な「祝祭感」と、繰り返される「Na-na-na-na」による一体感にあります。(ポールの艶やかで変幻自在なボーカル、途中からフィルインするリンゴの超絶ドラミングなど他にも魅力がいっぱいです)
実はこの曲は、ジョンの息子ジュリアンが両親の離婚で落ち込んでいるのを知ったポールが、ジュリアンを励ますために作ったと言われています。自分の息子ではなくパートナーのジョンの息子、その優しさと思いやりから生まれた曲が、7分を超える大名曲になったのですから驚きです。
しかもこの曲は同時期に発表されたアルバム「ザ・ビートルズ(通称:ホワイトアルバム)」に未収録、2枚組にもかかわらず、そこに収録しないというあり得ない選択。さすがビートルズです。
受け継がれるビートルズの遺産
Little Glee Monsterがこの曲を大編成で歌うことで、原曲の魅力である「励まし」と「祝祭感」がより良く表れていますし、女性ボーカルグループとしての面目躍如と言える彼女たちの力強い歌声とハーモニーには聞き惚れてしまいます。若い世代の実力派グループが、ビートルズの遺産を現代に繋ぐ素晴らしい瞬間です。
それにしてもこのパフォーマンス、世界的指揮者である佐渡裕さんとオーケストラ、壮大なる合唱団によるリトグリ・ヘイ・ジュードですから、ベートーヴェンの交響曲第九番 歓喜の歌のポップス版と言ってもよいのではないでしょうか。
どうぞお楽しみください。