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【夢ドリブン思考③】自己の定義

    前回までのあらすじ
    突然始まった心理学講座を興味深く、傾聴するレナ。社長の問いである、「自我と自己の違い」についてホワイトボードを見ながら理解を深めようとしていた。

    社長「自我と自己について簡単に書くとこんな感じかな。」

    そこには、理解に苦しむ内容が書かれていた。

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    レナ「自我ってアルゴリズムなんですか??自己と自我って同じ意味だと思ってましたけど、確かにイコールでは置きかえらない概念って気がしてきました。」

    社長「えっと、例えば、自己イメージとか自己啓発っていうけど、自我イメージとか自我啓発とは言わないでしょ。自己っていう概念は、他人との関係性の中で、よく見えるようになるんだ。つまり、自分らしさは、他者との関わりの中で発見できるもので、みんなと同じことは、没個性だし、自分らしさとしては言い難いんだよ。」

    レナ「自己って他者との関係で見えてくるものなんですね。それはなんだかわかる気がします。」

    社長「他者との関係性の中で、他者への貢献や援助、他者の期待を超えることはビジネスでは大変重要で、それに価値を感じるんだ。私は、生涯学習者として自己を鍛え、その能力を駆使して、社会に還元したいし、従業員の生活を守り切るための覚悟を持って仕事に取り組むようにしている。」

    レナ「さすがです!でも、ずっと頑張っていると疲れないですか?」

    社長「もちろん、ずっと自己研鑽してたら、疲れちゃうから自分を甘やかすことも大事だよ。最近は肩凝りで肩が痛いから、明日はマッサージ屋で体をほぐしてもらう予定。」

    レナ「息抜きも必要ですよね。また、お時間あるときにご指導いただいても良いですか。」

    社長「こんな話なら、いくらでもできるよ。また、時間があるとき声をかけてね。」

    レナ「承知しました。ご指導いただき、ありがとうございました。」


    レナは会社を出て、講義を振り返りながら、アルゴリズムについてGoogle検索していた。

    アルゴリズム(Allgorithm)とは・・・

    認知心理学的な意味でのアルゴリズムは、決まったルール・手順を使って何かを決めること。

    レナは最寄りの駅に到着した。
    駅構内にはセブンイレブンがあり、電車が来るまで10分程度の待ち時間があった。

    レナ「なんだか、お腹空いちゃったなぁー。ダイエット中なのに、セブンイレブンのカレーパンを食べろと囁くのよ、私のアルゴリズムが。」

    セブンイレブンのカレーパンは絶品だった。
    無意識に自分を甘やかしながら、欠乏欲求を満たすレナであった。

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