
名誉毀損で逮捕される時代 | SNSやネット上に証拠を残す恐怖
名誉毀損を、誤解しがちな部分がある。
事実だったら、発信してOKではない。
相手の社会的名誉を、傷つけた場合を指す。
仮に事実であっても、
相手の社会的信用を失わせたかどうかが、
焦点となることを見落としてはいけない。
例えば、不倫をしていた人がいたとしよう。
「あの人は、不倫してます。」
こう発言したり、ネットに書き込んでしまう人がいる。
注目すべきは、相手の社会的信用を失わせたかどうかだ。
つまり、この場合は名誉毀損になる可能性が高い。
最近、ニュースで知って驚いた。
名誉毀損の罪で、逮捕が起きている。
おかげで、逮捕された側の本名が実名報道された。
ここから個人特定が、またされるだろう。
犯罪だから絶対に加担してはいけない。ただ、本人の写真や出身の学校、過去の経歴、エピソード、場合によって家族など、ありとあらゆる情報が過去に拡散された例は多い。
YouTubeの動画が、今回のきっかけだそう。
ある会社の社長男性を詐欺師として動画で告発した。
告発後、男性社長は命を絶ってしまった。
男性の遺族が告発者を名誉毀損で訴え、逮捕されている。
詳しくは、動画を見ていただきたい。
このニュースを目にして、ボクは恐怖を感じた。
⚠️事件は1年以上前に起きたことなので、過去の名誉毀損も侮れない。
今回の事件で注目すべきは、2点だ。
⑴ 虚偽を断定をしている点
確認もとらず、あたかも事実のように風聴した。
そして、次が最も今回の焦点となる2点目だ。
⑵ 第三者の名誉を傷つけている点
冒頭に述べたように、事実であっても該当する。
名誉を傷つけた相手から、訴えられたら名誉毀損の可能性が増す。
ここで、可能性が増すといったのには理由がある。
裁判で訴えが認められたり、検察側に判断も兼ね合うためだ。
以前は、こうしたことも少なかった。
インターネットやSNSが、普及したことが大きい。
軽い気持ちで相手の名誉を傷つけるつもりが、ネットは残る。
本人が削除したところで、サーバーに保管されてることも多い。
なんだったら、傷つけられた側が画面をスクショしている。
こうなってしまうと、言い逃れは、ほぼ不可能だろう。
「そんな気がなかった。」
「軽い冗談のつもりでした。」
「こんな大ごとになると思わなかった。」
どの意見も、浅はか過ぎて話にならない。
聞き入れられるかどうかは、傷つけられた側に委ねられる。
名誉毀損罪(刑法230条)
内容: 公然と事実(真実か虚偽かを問わず)を摘示し、他人の社会的評価を低下させること。
罰則: 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
こうしたことは、noteにおいても同様である。
相手の社会的な名誉を、傷つけた代償は計り知れない。
信用毀損罪(刑法233条)
内容: 虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて、他人の経済的な信用(仕事や商売など)を低下させること。
罰則: 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金。
信用毀損罪だが、思い込みも含む。
ロクに調べもせず、想像で話して事実と異なれば虚偽になる。
「多分そうだと思った。」
「そういう風に聞いた。」
「見た感じそうだと感じた。」
こんな不確定要素で、事実のように書き込んだら悲惨だ。
民事上の不法行為(民法709条)
内容: 故意または過失によって他人の権利や利益(名誉権やプライバシーなど)を侵害すること。
責任: 精神的苦痛に対する慰謝料・損害賠償(個人間の場合は一般的に10万〜50万円程度が目安となり、悪質性や拡散規模によりそれ以上になることもある)、および謝罪広告などの名誉回復措置。
故意と断定されると、民法上の不法行為と見なされる。
複数回も行っているようなら、判断も想像がつく。
もちろん、1回だって許されない。
2回以上やったら常習生も高く、回数が増えれば証拠が増す。
拡散規模という面では、見られる可能性の規模で考える。
インターネット上となれば、それこそ不特定多数が閲覧可能だ。
侮辱罪(刑法231条)
内容: 具体的な事実を示さず、公然と人を侮辱すること(悪口や暴言)。
罰則: 1年以下の拘禁刑、30万円以下の罰金など。
ここまで罪状を羅列して、勘の良い人は気づいたかもしれない。
1つの過ちで、複数の罪を犯してしまうことがある。
上記の場合だけなら、足しても金額は大したことない。
ただ、信用の高い相手を陥れたら、状況は更に悪化する。
損害賠償や、慰謝料が足される可能性が高い。
ご存知ない人のために、逮捕された場合の話をしておく。

俗に言われる最初に“逮捕されてからの48時間“で、解決すればいい。
長く見積もっても送致される24時間を足して、最大で72時間以内に決着をつけなかったら大変だ。
あくまで最大72時間であって、会える人がかなり限定される。この期間は家族も会えない。知り合いに弁護士でもいなかったら、かなり厳しい状況に陥りやすい。
細かいことまで知りたい方は、“逮捕 48時間“とか、“逮捕 72時間“とか検索すると、専門家が説明している。
ボクの情報が誤ってたら申し訳ないので、確認しておくと良いだろう。
ただ、相手が怒って訴えを出しているなら、そう簡単に取り下げてくれる可能性も低い。
よっぽど問題なしと判断されない限りは、勾留が延長して更に10日、示談にも応じてくれず、証拠もあれば更に10日の勾留期間が延長される可能性がある。
つまり、3週間程度はLINEや電話どころか、スマホやネット環境にアクセスすることすら難しい。
決着がつかずに裁判になると、途方もなく期間が長引く。
知り合いの弁護士などがいたら、連絡をとって来てくれたりも出来る。
ボクが話している内容は、過去に身近に逮捕された人間がいたり、仲のいい弁護士たちに聞いた上での見解だ。
実際に起こしてしまった場合ならば、専門家に相談することを強くオススメする。
まあ、この段階では相談するのはおろか、手遅れな気もするけど…
そもそもやるなっていう話。
冤罪でも逮捕はリスク
映画などでも取り上げられているが、痴漢に冤罪は多い。
もちろん、本当に痴漢して捕まった人もいるだろう。
一般的に、どんなケースであれ、逮捕から72時間となると丸3日も連絡がつかなくなる。
職場にも“風邪“とか嘘の言い訳をしても、そろそろ怪しい。
まして、3週間も空けたら気づく人も増える。
こうなると、仮に冤罪だったとしても大変だ。
ボクだったら、近所の目が怖くて引っ越すだろう。
いくら「私は冤罪です」と言って回るにも、限界がある。
名誉を取り戻すため、相手を訴えて裁判していたニュースや映画も見るが、とんでもない年月だ。
引越し先でも白い目で見られるとか、想像しただけで震えが止まらない。
だから、ボクは満員電車に乗ることをやめた。
普通の生活が送れなくなる、お金とは別の恐怖に耐えられないからだ。
まとめ
多くの人には、関係のない話に聞こえたはずだ。
そもそも、他人を誹謗中傷なんてしない。
気に入らなければ、距離を置く。
ネットに書き込んだリスクは、一生消えない。
本人が心を入れ替えても、傷ついてしまった人はいる。
スクショや証拠を確保されたら、いつ訴えて来るか分からない。
自分の安易な発言で、後先のリスクも考えられない。
相手の気持ちが考えられない。
しつこい相手だと、ストーカー気質な可能性もある。
まともな話し合いとか、言い合うなんて、時間の無駄だ。
以前から、何度も話しているが万人に好かれるのは難しい。
ただし、自分が傷つけられたりしたら、必ずスクショは撮っておこう。
noteで起きているなら、公式に報告もすることをオススメする。
今回、自ら命を落とした男性の母親が、泣きながら会見していた。
ちょっと思うところがあって、長々と書いて申し訳ない。
長かったのに、読んでくださった方々、ありがとうございました。
お願い
ヒトタラヲに対する文句や誹謗中傷と思われる事案が、多く寄せられております。
もし、今後もそのようなことがございましたら、スクショ画面と内容を教えていただけましたら幸いです。
既に何件も届いておりますが、ご協力いただいている皆様に、改めて感謝を申し上げます❤︎
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