
ニイアス・サウィン祭2026――山吹色の世界征服観察録【讃美歌】
清廉なる報告官たるこの私🦀も、この異邦の地に脚を置き……二十ほどとなったかに。
恐ろしい烏鳶に脅かされることのない、安全な我が沢の城より、資本と耳と泥と夢の街を、かにかにと望む👁👁と……
なるほど。
世俗ではここまでに背負った罪が、身体の表層に現れているようだ。
何やら、それが、臀部からまろび出るようだな。
ふさふさとワカメのようなものが出ておる。
無論、清廉なる私には、罪などない。
しかしながら、この姿で街へ行けば……
浮いてしまう。
意図せぬ視線👁👁が集まれば、記述に支障が出てしまう――
致し方ない。

人族。
それと、何やら胡乱なる毛皮纏う人族――獣人もおる。
私が観る清廉なる神話世界には、おらなんだ。
故に私は、こ奴らの後をかにかにと追い、記述するのだ。

私が過去に見た、とある猟師と心のすれ違いにより、射殺された獣――ごんぎつね🦊
これの耳と尾を有しておる二匹(二人?)が、目に留まったぞ。
耳は……四つあるのかに?
仮に、上の耳を引きちぎったとして、下の人族耳は機能しているのか?
私の背丈では届かぬ🦀💦
私にとってニイアスは安全故、
あの愚図雄皮👨を置いてきてしまったぞ……
故に上まで届かに。
あの毛皮に覆われた、上部の耳。
中はどうなっておるのだ?
耳の穴は頭皮で止まっているのかに?
それとも、従来の人族耳のように身体の奥部まで続くのか?
聴覚神経はあるのか?
耳垢は溜まるのか?
貯まるならば質感と量は?
やはり耳垢はねっとりタイプなのかに?
切ったら血は出るのか?
挟むとどんな感触なのだ?
奴らの長が順当に世界征服を成した時……人族は耳が四になるのかに?
あと、この二人は税金は払っているのか?
私は払ってない。
……今は確認するための手段がない。
これらは、留保すべきである。
継続観察及び、継続報告が必要であるな。
初稿公開日:2026.10.23
書いた場所:ニイアス東地区の街道
書いた蟹 :報告官アクベンス
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