
知らないことが増えるのは、成長している証拠。
昔より、
今の方が知っていることは増えた。
仕事のことも、人のことも、世の中のことも。
経験だって増えていると思う。
だけど不思議なもので、
昔より今の方が、知らないことが多いな。
と思う。
若い頃の方が、
何でも分かった気になっていた気がする。
これはこう。あの人はこう。普通こうだ。
今思えば、知らないからこそ、
簡単に答えを出せていたのかもしれない。
一つ知ると、
その先にまた知らないことが出てくる。
それがおもしろい。
仕事を知れば、
経営のことが分からない。
経営を知れば、
社会のことが分からない。
人を知ろうとすれば、
人なんてもっと分からない。
知れば知るほど、
知らない世界の広さに気付く。
昔は、
知らないことを少し恥ずかしいと思っていた。
その場で知っているフリをして、
結局知らないまま通り過ぎていた事が多かったように思う。
でも今は、
知らない事が楽しい。
知らない事に出会えるとわくわくするし、
なにより、
すぐに調べるようになった。
知らないことが見つかったなら、
また一つ知れることが増えたということだ。
知っていることが増えるだけが、
成長じゃない。
自分が何を知らないのか、
分かるようになることも成長だと思う。
そう考えると、
世の中まだまだ知らないことだらけだ。
しょうもない話だが、
僕は子供の頃、
長く生きてもしょうがないみたいな事を言っていた。
それこそ、人生を分かった気になっていたからだ。
でも今は、
ものすごく長生きをしたい。
これから知れることは、まだまだある。
今よりもっともっと世の中に興味が出てくる。
そんな毎日が楽しい。