
【はじめてのnote】睡眠のゴールデンタイムは本当?「〇〇にいいらしい」の元の論文を読みにいく
「22時から2時に寝ないと、成長ホルモンが出ない」
「1日8時間は寝ないとだめ」
「21日続ければ習慣になる」
どれも一度は聞いたことがあると思う。
僕もある。でも、誰から聞いたのかは思い出せない。
思い出せないのに、なんとなく気にしながら暮らしている。
生活のカナメといいます。
もともと文章を書くのが好きで、昔からなにかと書いてきました。
せっかく書くなら、ずっと気になっていたこういう「〜らしい」を、元の論文まで戻って確かめてみようと思って、このnoteを始めました。
名前は、暮らしの要(かなめ)になるところくらいは、根拠を知ったうえで決めたい、と思ってつけました。
睡眠のゴールデンタイム(22時〜2時)は本当? 成長ホルモンの論文を読んでみた
いちばん上に書いた、ゴールデンタイムの話。
1992年に、ベルギーの大学が若い男性8人の成長ホルモンを15分おきに測った実験がある。わざと朝4時まで寝かせない日も作っている。
4時に寝た日でも、成長ホルモンは寝ついてすぐに出ていた。16回のうち13回、寝入ってから30分以内に分泌の山が来ている。
「22時〜2時」という時刻の話は、少なくともこの実験からは出てこない。
じゃあ何時に寝ても同じかというと、そうとも言い切れなくて。
調べたのは8人で、全員が若い男性。いつも寝ている時間帯に起きているだけで分泌が増える、という結果も一緒に出ていた。
この続きは、次の記事でちゃんと書きます。
「〜らしい」は、どこで断言に変わるのか
調べると、元になった研究はたいていちゃんとある。
ただ読んでみると「男性10人を3晩調べた」だったり、「関係はあったけど、それが原因かは分からない」だったりする。
それがテレビやSNSを通るうちに、少しずつ角が取れていく。
「〜という研究もある」が「〜らしい」になって、最後は「〜しないとだめ」になる。
このnoteでは、その逆をやります。
断言を、元の論文まで戻す。
このnoteの決めごと
毎回、よく聞く話をひとつ選んで、元の研究を探しにいく。誰を何人、どうやって調べたのかを読んで、その研究から言えるのはどこまでか、自分の生活なら何を変えるか、まで書きます。
元の論文は、毎回いちばん下に載せます。気になったら自分で確かめられるように。
研究の弱いところは隠さない。人数が少ない、若い男性しか調べていない、じつはネズミの実験だった。
そこを伏せて「科学的に証明された」と書いたほうが読まれるのは分かってる。でも、それをやったらこのnoteをやる意味がなくなる。
論文はほとんどが英語なので、しっかり読めているのは要旨と結果のところが中心です。読み切れなかったところは、読み切れなかったと書きます。
それと、僕は研究者でも医者でもありません。
だから病気や薬のことで「こうすべき」とは書かない。そこは専門家の仕事なので。
次に読みにいくもの:昼寝の26分、血液型と性格、集中力8秒、21日で習慣
睡眠、食事、運動、こころ。暮らしの真ん中にある話から順番に。
いま手元に積んでいるのは、昼寝は「26分」がいいという話と、血液型で性格は分かるのかという話。それから、人の集中力は金魚より短い、というやつ。冒頭に書いた「21日で習慣になる」も近いうちに。
あと、ひとつお願いがあります。
「これ、本当なのかな」とずっと引っかかっている話があったら、コメントに書いてもらえませんか。スキの多いものから読みにいきます。
ありがとうございました。