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私が「AIWA」を作る理由。——「お願い」という搾取に泣いた私が、町の優しさに救われるまで。

    目次

    1. 自由だった私の肩に、いつの間にか乗っていたもの。

    2. 透明な私と、無自覚な怪物たち。

    3. 尊厳の死、そして「お願い」という名の搾取。

    4. 暗闇に灯った「本気の熱量」——私を繋ぎ止めた、町との縁。

    5. もう、誰の人生も後回しにさせない。——AIWAが創る、新しい伴走の形。

    6. あとがき:共に歩んでくださる仲間を募集しています。


    1. 自由だった私の肩に、いつの間にか乗っていたもの。

    私は今、AIの開発という、一見すると無機質な世界に身を置いている。 けれど、私の指先が紡ぎ出すコードの裏側には、いつも「二つの卵」の匂いが染み付いている。

    一つは、ふんわりと焼いたスクランブルエッグ。 もう一つは、端が少しカリッとした目玉焼き。

    姪たちの好みに合わせて、毎朝作り分ける二パターンの朝食。それが、私の「誠実さ」の形だった。

    始まりは、一本の電話だった。 「離婚することになった。子供たちは、俺が育てる」 実の兄のその言葉には、前向きな決意が確かに宿っていたはずだ。けれど、現実は残酷だった。運送業界という時間に追われる仕事。兄に育児と両立させる余裕など、どこにもなかった。

    その歪みは、まず高齢の母に向かった。母が奔走する姿を見かねて、私は18年続けてきた看護師の仕事を辞める決断をした。 「家族を助けなきゃ」。その時は、それが唯一の正解だと思っていた。

    2. 透明な私と、無自覚な怪物たち。

    生活は一変した。 「独身なんだから」「妹なんだから」。理不尽な決めつけの中で、私は「便利な親代わり」という型にはめられていった。

    兄は時折、無邪気に新しい彼女の話をする。彼は現役の「男」として新しい幸せを追い求めながら、私には「ケアという名の隠居」を強いる。買い物に行けば、自分のアイスだけを買って帰ってくる。100円のアイスが食べたいわけじゃない。ただ、その買い物をしている数分間、彼の頭の中に私の存在が一瞬でも浮かばなかったという事実が、私の心を砂のように乾かしていく。

    デリカシーの欠如は、成長する子供たちへも向けられた。 中学生になった娘たちに、幼い頃と同じ距離感で接する兄。「父親なんだからいいだろ」という免罪符で、彼女たちの尊厳を削っていく。

    そして、次女は驚くほど兄に似てきた。誰かが何かをしてくれるのを当然のように待つ姿。私がどれだけ心を鬼にして叱っても、兄の「適当でいいじゃん」の一言ですべてが霧散する。私の捧げた時間は、一体何だったのか。

    3. 尊厳の死、そして「お願い」という名の搾取。

    そんな折、告げられた里親解除。 兄の元へ帰るという名目だが、生活環境は何一つ変わっていない。私は「公的な支援」という唯一の武器を奪われたまま、これまでと同じ重荷を、ただの「同居人」として背負い続けろということだった。

    納得がいかない私に対して、行政の担当者が放った言葉は、今も忘れられない。

    「これからは、あくまで『お願いベース』なんで」

    その一言は、善意につけ込んだ卑怯な「丸投げ」だった。 家の中には無自覚に私を搾取する家族がいて、外には「お願い」という言葉で私を切り捨てる行政がある。

    「私が消えれば、みんな困るだろうか」。 極端な考えが頭をかすめた孤独な夜。けれど、私は踏みとどまった。震える手で、私は里親支援の担当者へ一通の連絡を送った。それが、私の最後の叫びだった。

    4. 暗闇に灯った「本気の熱量」——私を繋ぎ止めた、町との縁。

    「困っていることはありませんか?」 その返信を受け止めてくれたのが、私の住む町の「子ども福祉課」の人たちだった。

    彼らは、プロセスを無視した解除に対して、児相へ毅然と投げかけてくれた。 「彼女への感謝を忘れない姿勢が必要ではないか」

    そのとき、私のなかで止まっていた時計が、ようやく動き出した。 ずっと、誰にも見られていないと思っていた。けれど、私の隣で一緒に見つめ、代わりに声を上げてくれる「味方」がいた。

    仕事をしている時間だけでもいい。その間だけでも、目の前の人間を「人間」として見てほしい。町の担当者さんが示してくれた、あの「誠実なプロセス」と「熱量」が、私をこの世界に繋ぎ止めてくれた。

    5. もう、誰の人生も後回しにさせない。——AIWAが創る、新しい伴走の形。

    看護師としての「命への敬意」。 運行管理者としての「プロセスの重要性」。 そして、家庭で知った「自己犠牲の限界」。

    バラバラだった経験が、今、一つの形を成した。それがプロジェクト「AIWA(アイワ)」だ。

    AIWAは、感情や「めんどくさい」という一言で努力が踏みにじられないよう、やるべきタスクや支援のプロセスを可視化し、適切な評価と伴走を届ける仕組み。それは冷たいテクノロジーではない。人が人として、本気で向き合うための「余裕」を生み出すための、温かい武器だ。

    今も私はAIを作りながら、あの朝の卵料理を思い出す。 誰かの「好み」を、ちゃんと覚えていたいから。 そして、「あなたの痛みは、誰かを救う大きな光になったよ」と、あの日の私に伝えたいから。

    私の物語は、ここから始まる。AIWAと共に、あなたの隣を歩き続けるために。


    6. あとがき:まずは、AIWAを知ってください。

    このnoteを読んでくれたあなたへ。

    「この人のこと、もう少し見ていたい」
    そう思ってもらえたら十分です。

    無料ツール・診断・日々の発信など
    AIWAのすべてはこちらから。

    ▶︎ https://aiwa-tools.vercel.app/links.html

    そして、もし
    「うちもこんなことで困っている」
    「相談してみたい」
    と思ったときは、いつでも声をかけてください。

    「AIWA」を日本中、そして世界中へと広げていくには、私一人の力では限界があります。

    もし、この物語に共感してくださった方がいれば、ぜひ力を貸してください。

    • ツールの活用・導入に興味がある方(家庭・職場の「見えない努力」を可視化したい方)

    • 開発や運営を支援・協力してくださる方(エンジニア、デザイナー、プロボノ、アドバイザーなど)

    • 想いを広めてくださる方

    誰の人生も後回しにされない社会を、一緒に作っていきませんか。 ご興味を持ってくださった方は、[aiwa.pj83@gmail.comまたはX:@Ai83wa]までメッセージをいただければ幸いです。

    山﨑絵美

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    ずっと誰かの隣で走ってきた私が、 今度はAIと一緒に走り始めた話 〜看護師18年・運送業の運行管理者がつくる「現場のAI」〜 難しいを「使えた」に変えるツールを 熊本から全国の頑張る人の隣へ🙏

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