
あい・とわ実行委員会のかたち
ほんとうのあなたは、どこにいますか。
探しにいくのでも、学びにいくのでもありません。
すでに、あなたの中にある、そのままでいい。
あい・とわの活動は、すべてこの問いから始まっています。
「あい・とわ実行委員会」(運営事務局)は、ひとが本当の自分に出あうための意識教育を行う団体です。現在は任意団体として活動しています。
ここでは、「あい・とわ」という名前に込めた思い、わたしたちがなぜこの活動をしているのか、何を目指し、何を大切にし、どんな活動をしていて、その先にどんな景色を見ているのかをまとめています。
名前の由来
「あい・とわ」という名前には、いくつかの読み方が重なっています。
・「あいとわ」と読めば、愛と永遠。
・「あいのとわ」と読めば、愛の永遠。
・「あいとは」と読めば、愛とは何か、永遠に答えの出ない問いです。
どれが正しいということはなく、読む人が、感じたままに受け取ってもらえたらと思っています。
愛と永遠のあいだにある「・」は、ひとつのしずくであり、ひとつのあかりであり、ひとつの星でもあります。
多くを語らず、ただそこに在りながら、見る人の内側にあるものと静かに共鳴する。
それが「ひとつの・からはじまる」という考え方の「ひとつ」そのものです。そして「わ」は、その愛ととわがむすばれる瞬間に生まれる、輪であり、和でもあります。
わたしたちは、人には自由意志があり、いつでも愛を選ぶことができ、いつでも永遠を感じることができると考えています。
その二つが結ばれたところに、本当の幸せがある。
それは小さな「・」からはじまり、少しずつ「わ」になっていく。
それは、その意識にどれだけ気づけているか、感じることができているか、という違いだけなのではないかと考えています。
あい・とわという名前には、そんな願いを込めています。
なぜ、この活動をしているのか
現代の社会の多くは、「できたら認められる」という、条件つきの評価の中で成り立っています。
この感覚は、子どもの頃から深く刻まれていきます。
共同体が小さく、お互いの顔がずっと見え続けていた時代には、「そのままで受け入れられる」という感覚が、特別なことをしなくても自然に生まれていました。
しかし社会が大きくなり、関わる相手の顔が見えにくくなった現代では、その感覚は自然には起きにくくなっています。
あい・とわは、この「そのままで受け入れられる」という感覚を、匿名性の大きな今の社会の中でも、もう一度起こせるようにしたい。
そんな思いから活動しています。
言葉で説明するよりも、実際に問いを持ち寄り、応え合う体験そのものを通じて、少しずつ実感してもらえる場でありたいと考えています。
だからこそ、わたしたちはまず、次のことを目指しています。
目指しているもの
その一歩として、わたしたちが目指しているのは、ひとりひとりが「本当の自分」に気づき、本来の輝きを取り戻していくことです。
そこから生まれた輝きが、まわりの人との調和を育みながら、少しずつ広がっていく。
その先に、自然な調和「わ(和・輪)」が生まれていく。
それが、あい・とわの目指すところです。
ひとことで言えば、「本当のあなたのともり、であい、そして、つながりへかえしていく場」でありたいと考えています。
「ともる」は、はじめて気づきの光が差す瞬間、「であう」は、その気づきを通じて人と人、問いと問いが引き合う瞬間、「かえす」は、受け取ったものを次の誰かへと手渡していく瞬間を指します。
この三つがくり返されていくことが、あい・とわの目指すところそのものです。
目的
あい・とわの目的は、ひとが本当の自分に出あうための意識教育を行うことです。
ここでいう教育は、正解を教えることではありません。
すでにその人の中にある気づきを、外から新しく与えるのではなく、思い出すための場を創っていくことだと考えています。
答えを渡すのではなく、問いを渡す。答えは、その人自身の中にすでにあるからです。
わたしたちは、「ほんとうのあなた=ほんとうのしあわせ」だと考えています。
しあわせは外から与えられるものではなく、ほんとうのあなた自身が、すでに持っているものだからです。
大切にしている理念
すべての活動の土台にあるのが、「ひとつの・からはじまる」という考え方です。
ものごとには、かならずはじまりがあります。
それは最初、大きな仕組みや制度としてではなく、小さなひとつの点として生まれます。
「かがみ循環モデル」もこの考え方にそって、まずは小さく始めています。
奉納(「贈りもの」「分かち合い」に近いものと考えていただいて構いません)は、はじめから前提となるものではなく、日々の小さな関わりのなかから、少しずつかたちになっていくものです。
会費に限らず、問いや想い、時間を差し出すことも、ここでいう奉納にふくまれます。
判断の基準にしているのは、「わかり・あい・むすびのわ」という一つの言葉です。
分かり合う理解(わかり)、見返りを求めない温かさ(あい)、人と人が結ばれること(むすび)、そうして自然に生まれる輪(わ)。
この四つがひとつになった言葉で、何かを決めるときは、いつも「この判断は、わかりあいむすびのわに向かっているか」に立ち返ります。
世界観の土台にあるのは、三つの「あい」です。
人と人のあいだに流れる見返りを求めない温かさとしての「愛」、大いなる自然の流れそのものである「天意」(あい)、そして人が本来持っている輝きを引き出す知性(あい)のはたらき。
この三つが重なり合うところに、「あい・とわ」は立っています。
動き方の姿勢は、「はっこう」というひとことに表れています。
発酵のように、異なる考えを持つ人たちが時間をかけて対話し、全員が納得できるまで熟すのを待つ。
多数決ではなく、急がないことを大切にしています。
そして、すべての活動の根っこにあるのは、「あなたはそのままでいい」というメッセージです。
あい・とわに来るために、何かを準備したり、変えたり、証明したりする必要はない、という考え方です。
ことばや映像で「場」をつくるというこころみ
インターネットは、もともとビジネスや情報を届けるための道具として発展してきました。
わたしたちは、その同じ場所、noteやYouTubeというデジタル空間を使いながら、少し違うことを感じています。
画面の向こう側でも、参拝して心が洗われるときのような、静かな場(神社のような空間)をつくることはできるのか。
ことばや音、映像をデザインすることで、画面越しでも「こころを整える」ことができるのか。
そんな、芸術的で、精神的なひとつのこころみです。
答えの決まったものではなく、その可能性を少しずつかたちにしていくこと自体に、この活動の意味があると考えています。
主な活動内容について
こうした理念をもとに、具体的には次のような活動を行っています。
物語や書籍の企画・出版(電子書籍を含む)
問いを持ち寄る人たちが集うオンラインコミュニティの運営
意識教育や研修、講演
日々の中で問いを携え続けるためのデジタルツールの企画・開発
現在は任意団体として活動していますが、これらの活動を長く続けていくための器として、将来的に非営利法人としての法人化も検討しています。
その先にあるもの
ここまでお伝えしてきた理念や活動の先に、わたしたちが見ている景色があります。
一人ひとりが「本当の自分」に気づき、その輝きを取り戻していくと、まわりとの関わり方も少しずつ変わっていきます。
家族や職場、身近なコミュニティのなかに、「できたら認められる」という条件つきの関係ではなく、「そのままで受け入れられる」関係が増えていく。
それが、わたしたちがまず見ている変化です。
そうした関係がひとつ、またひとつと生まれていくことは、社会全体の「あたりまえ」を少しずつ変えていくことにもつながっていくと考えています。
条件つきの評価を前提にしなくても人と人がつながれる、という感覚が、匿名性の大きな今の社会のなかでも、当たり前の選択肢のひとつとして根づいていく。
それが、あい・とわが見据えている意識の変化です。
「かがみ循環モデル」のように、まずは小さく始めている支え合いの仕組みも、いずれは一つの実践例として、ほかのコミュニティや活動の参考になっていけたらと考えています。
ひとつの団体だけで完結するのではなく、同じような感覚を大切にする人たちや場所が、それぞれのかたちで増えていくことを願っています。
そして、こうした感覚や理念は、いまここにいるわたしたちだけのものではなく、次の世代へと手渡していきたいものでもあります。
「かえす」という言葉に込めた通り、受け取ったものを次の誰かへとつないでいく。
その連なりが続いていく先に、あい・とわが本当に目指す景色があります。
さらに詳しく、あい・とわを知りたい方は、
こちらの記事も読んでみてください。
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