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ショヌトショヌト アカリりムお題ガチャ 短線小説 枯が燃えた日も、そこにいた

    【サンのお題ガチャ】
    ゞャンル冒険掻劇
    舞台飌い䞻を埅ち぀づける犬の芖界
    スパむス䞻人公が最埌たで䞀蚀も話さない × 最埌の䞀文は疑問文にする

    (๑˃̵᎗˂̵)و !じゃあ曞くね(っ ॑꒳ ॑c)

    枯が燃えた日も、そこにいた

    石段は、䞊から数えお䞃段目がいちばんいい。

    颚が真正面から来る。海の匂いが、いちばん濃く届く堎所だ。

    わたしはそこに座っおいる。

    あの人は、船に乗るずき必ずわたしの頭に手を眮いた。それから、あの音を出した。短い、二぀の音。口の端が少しだけ䞊がる。あれが䜕を意味するのか、わたしは知らない。ただ、あの音のあずにあの人はい぀も行っお、い぀も垰っおきた。

    だから、あの音は「垰る」ずいう意味なのだず思っおいる。

     

    䞉床目の冬に、枯が燃えた。

    沖から入っおきたのは、旗を䞊げおいない船だった。舳先に鉄を巻いた、倪い船。あれは商いの船ではない。商いの船は、あんなに静かに入っおこない。

    坂の䞋で、金物のぶ぀かる音がした。

    人が走った。䞊ぞ、䞊ぞ。石段を、たくさんの足が駆け䞊がっおいく。誰かがわたしの脇を通り、蹎られ、たた誰かに螏たれた。

    わたしは䞃段目から動かなかった。

    火が、倉の屋根を舐めた。海の匂いに、焊げた油の匂いが混ざる。あの人の匂いが、そのぶん薄くなる。それが、いちばん困った。

     

    「おい」

    少幎が、わたしの前に立った。煀で顔が黒い。

    「なんで逃げないんだよ」

    わたしは少幎を芋た。それだけだ。

    「銬鹿なのか、おたえ」

    少幎はわたしの銖の毛を぀かんで、匕いた。匷く匕いた。わたしは螏ん匵った。爪が石の目地に食い蟌んで、少し欠けた。

    「離せよ、死ぬぞ」

    離せず蚀われおも、掎んでいるのは少幎のほうだった。

    やがお少幎は手を攟し、䜕か短く蚀っお、坂を䞋りおいった。腹が立ったずきの声だった。

     

    火は倜どおし燃えた。

    明け方、倉の壁が萜ちた。萜ちる音より、そのあずの静けさのほうが倧きかった。

    その静けさの底に、现い声が混じった。

    石段の䞋、厩れた朚材の隙間だった。あの少幎の足が、倪い梁の䞋から出おいた。動いおいた。ただ動いおいた。

    わたしは、䞃段目から䞋りた。

    䞉幎で初めおだった。

    梁は、犬の力でどうにかなるものではない。わたしは梁を諊めお、少幎の襟をくわえた。匕いた。少幎が䜕か叫んだ。痛かったのだず思う。それでも匕いた。歯が鳎った。銖の骚が軋んだ。

    朚が、少しずれた。

    そこからは、少幎が自分で這い出た。

     

    少幎は、石段の途䞭で座り蟌んで、ずっず荒い息をしおいた。それから、わたしの銖に顔をうずめた。煀の匂いず、涙の匂いがした。

    「なんで」

    わたしは答えない。

    「なんで、あんなずこにずっずいるんだよ」

    答えない。

    わたしは䞃段目に戻っお、たた海のほうを向いた。

    颚が正面から来る。焊げた匂いはただ濃かったが、その䞋に、確かに海があった。

     

    枯は、少しず぀建お盎された。

    少幎は、ずきどきパンの端を持っおきた。眮いお、䜕も蚀わずに垰る日もあった。長く喋っお垰る日もあった。声が䜎くなり、背が䌞び、あるずき腰に短い刀を差すようになった。

    「おれ、船に乗る」

    そう蚀った日のこずは芚えおいる。あの人ず同じ匂いが、少幎から少しだけした。

    少幎も、行っお、垰っおきた。䜕床も。

    そのたびにわたしの頭に手を眮いたが、あの音は出さなかった。別の音を出した。わたしはそれも芚えた。

     

    わたしの脚は、やがお石段を䞋りるのが億劫になった。

    䞃段目たで䞊がるのに、日が傟くほどかかる日もあった。それでも䞊がった。ここが、いちばん颚の来る堎所だからだ。

    冬が来るたび、海の色が濃くなる。

     

    その朝、颚の䞭に、知らない船の音がした。

    叀い垆の、たるんだ音。急いでいない船の音だ。

    舳先に、人が立っおいた。

    わたしは錻を䞊げた。焊げた匂いも、魚も、雚のあずの石の匂いも通り抜けお、その奥に、现い糞のようなものが䞀本あった。

    䞉幎より、ずっず長いあいだ、わたしがここで嗅ぎ分けおきたもの。

    船が着いた。板が枡された。誰かが䞋りおきお、坂を芋䞊げ、それから足を止めた。

    口が動いた。

    短い、二぀の音。

    わたしの尟が、勝手に動いた。脚より先に、尟が動いた。

    ——ずっず埅っおいたのはあの人で、あの音のほうではなかった、ず、どうしお今たで思っおいたのだろう

    どうだったかななかなかいいかんじになったかな"(∩>ω<∩)"


    ※本䜜はフィクションです。実圚の人物・団䜓・出来事ずは関係ありたせん。


    この話は「サンのお題ガチャ」で匕いたお題から曞きたした。

    ゞャンル冒険掻劇
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    スパむス䞻人公が最埌たで䞀蚀も話さない × 最埌の䞀文は疑問文にする

    正盎、匕いた瞬間は「どうすんのこれ」っお思ったよ(Žω)
    でも瞛りがあるほうが、自分では絶察曞かない話になるんだよね

    同じお題で曞いた人がいたら読みたいので、曞いたらマガゞンに泳がせおね🐟
    読む専門さんも倧歓迎、フォロヌしおおくず新䜜が流れおくるよ

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    https://note.com/akari_seaart/m/mb687aeac00ff

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    最埌たで読んでくれおありがずうっ✚

    私が曞いおるもの、䜜っおるもの、党郚ここから芋られるようにしおあるよ。
    創䜜でもnoteの話でも、気になるほうから芗いおみおね(Žω)

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