
Codex(ChatGPT)でAIエージェントを作る方法を紹介!AGENTS.mdとSkillsで議事録を自動化する全手順を画像79枚で解説
- 割引あり
Codex(ChatGPT)でAIエージェントを作る方法を、プログラミングをしない方でも最後まで進められるように、実際の画面と図解79枚で説明します。
作るのは、会議の文字起こしを読んで、決定事項・根拠表・週次報告の下書き・品質点検の4つを自動で作るエージェントです。

上の画像は、実際にこの手順でできあがったファイルです。画面表示は「Worked for 5m 12s」、承認画面は一度も出ませんでした。
この記事で分かることは、次の6つです。
Codexを4つの部品に分ける設計(AGENTS.md・Skill・input/output・検証)
AIエージェント用のフォルダと.mdファイルの作り方(MacとWindowsの両方)
AGENTS.md・SKILL.md・検証スクリプトの全文(コピー可)
ChatGPTアプリでの動かし方と、画面に出る英語の意味
成果物の実物と、AIが推測で埋めなかった実例
動かないときの5段階の切り分けと、自動実行へ進む条件

Codexはコードを書かせるためだけの道具ではありません。ターミナルも必要ありません。
先に答えを言うと、CodexでAIエージェントを作る基本は、AGENTS.mdに共通ルールを書き、SKILL.mdに仕事別の手順を書き、input/の資料からoutput/へ成果物を作らせ、最後に検証することです。


役割を設定しただけのチャットではなく、「読む→判断する→作る→確かめる→人間へ戻す」までを一つの業務として設計します。
この記事では、プログラム開発ではなく「議事録・週次報告エージェント」を実際に構築しました。会議のあとに決定事項と担当者を拾い直す仕事は、業種や職種を問わずどの会社にもあります。

文字起こしには、途中で訂正された期限、あいまいな期限、担当が決まらない決定、決めていない思いつき、社外への送信の提案が混ざっています。


用意するものは3つだけです。新しくソフトを買う必要はありません。
【この記事の検証条件】
検証日: 2026年9月16日
検証環境: ChatGPTデスクトップアプリ(Codex統合版)/ChatGPTログイン
実行結果: 必須4ファイルを生成し、検証スクリプトPASS(画面表示「Worked for 5m 12s」、承認画面なし)
資料はすべて架空。実在の会社や人物の情報は含みません
インターネット、外部送信、タスク登録、公開、削除は不許可
AIエージェントとは?Codex(ChatGPT)で作る前に押さえる基本用語7つ
ここを読んでおけば、最後まで意味が分かります。分からない言葉が出てきたら、この章へ戻ってきてください。
この章で扱う内容は次のとおりです。
AIエージェントとは何か、チャットとの違い
.mdファイルとは何か、フォルダ構成
AGENTS.md・SKILL.md・input/output・検証スクリプトの役割
4つに分けると、直す場所が分かる理由
AIエージェントとは?普通のチャットとの違い
AIエージェントは、目的と手順を先に決めておき、資料を読んで成果物のファイルまで作るAIの仕組みです。
役割を設定しただけのチャットとは、成果物が残るかどうかが違います。
.mdファイルとは?AIに渡す説明書
.mdはMarkdown形式のテキストファイルです。見出しや箇条書きを書きやすいだけで、プログラムではありません。

メモ帳やテキストエディタで開き、中の日本語を読んで修正できます。

CodexでAIエージェントを作るフォルダ構成
Codexでは、ファイル名と置き場所に意味があります。

.agentsのように先頭が点のフォルダは、Finderでは初期状態で見えません。⌘+shift+.(ピリオド)を押すと表示が切り替わります。
AGENTS.mdとは?現場の共通ルール
AGENTS.mdは、プロジェクト全体で守る目的、安全境界、完了条件を書くファイルです。Codexは作業開始前にこれを読みます。

会社でいえば、就業規則と現場ルールです。会議ごとに変わる事実は、ここへ混ぜません。
Skill(SKILL.md)とは?仕事別の業務マニュアル
Skillは、特定業務の詳しい進め方を書いたファイルです。必要な仕事に一致したときだけ読まれます。

公式ドキュメントでも、最初はSkillの名前と説明を見て、選ばれたときに全文を読む段階的な仕組みが説明されています。
参考:OpenAI Codex「Agent Skills」 https://developers.openai.com/codex/skills
inputとoutputとは?書類の受け渡し場所
input/は受け取り箱、output/は納品箱です。入力の原本と新しく作る成果物を別の場所へ置きます。

何を読んで何を作ったかを、人間が確認できるようになります。
検証スクリプトとは?検品担当
scripts/validate.shが、必須4ファイルと必須の記載を機械的に確認します。

ただし、担当者や期限が発言と本当に一致するかまでは判断できません。機械検査と人間の内容確認を分けます。
4つに分けると、直す場所が分かる
この分離には理由があります。プロジェクト共通ルールを直すのか、業務手順を直すのか、会議の資料を直すのか、検査を厳しくするのかを判断できるからです。

参考:OpenAI Codex「Custom instructions with AGENTS.md」
1. Codex(ChatGPT)でAIエージェントを作る流れ|全7ステップの全体像
難しいのは4番までです。5番から先は、送って、待って、読むだけです。
この章で扱う内容は次のとおりです。
AIエージェントの作り方は7ステップ
入力資料を3つに分ける理由
名簿・安全ルール・品質基準の役割
AIエージェントの作り方は7ステップ

所要時間は、初めてでも1時間ほどです。2回目からは、文字起こしを差し替えて送るだけで終わります。
入力資料を3つに分ける|毎回替えるものと、使い回すもの

会議ごとに変わる文字起こしや名簿をinput/へ置き、指示と事実を混ぜません。
参加者名簿が、報告書の人名をそろえます

同じ人が「佐藤」「さとう」「美咲さん」と別々に出てくるのは、録音ツールの表示どおりなので普通です。この1枚があるかどうかで、報告書の人名がそろうかどうかが決まります。
安全ルールと品質基準が、推測で埋めることを止めます


合格条件だけでなく、不合格の例まで書いておくのがポイントです。
2. Codex(ChatGPT)で精度が落ちる4つの現象
ここでは、作る前に知っておきたい現象を整理します。直し方と設定ファイルは有料エリアで公開します。
この章で扱う内容は次のとおりです。
現象1:チャット回答で終わり、ファイルが残らない
現象2:4ファイルはあるが、点検記録が事実と違う
現象3:権限エラーと成果物エラーを混同する
現象4:自動化を急ぎ、失敗を定期実行する
現象1:チャット回答で終わり、ファイルが残らない
出力先とファイル名を指定しなければ、整理した内容を画面へ返して終了することがあります。

後工程で人間が使うなら、保存場所まで仕事に含めます。
現象2:4ファイルはあるが、点検記録が事実と違う
ファイルが存在することと、内容が正しいことは別です。

今回の検証でも、品質点検の「修正点」に4件が書かれていましたが、記録上は4ファイルを1回で作り、あとから書き換えたのは検証結果の1行だけでした。
現象3:権限エラーと成果物エラーを混同する
Codexが自分の設定を保存する場所へ書き込めない環境から起動すると、成果物を作る前に止まることがあります。

ここでプロンプトを書き換えても直りません。認証、権限、作業フォルダ、依存コマンド、内容の順に切り分けます。
現象4:自動化を急ぎ、失敗を定期実行する
一度動いた仕事をすぐ自動実行へ登録すると、誤った出力が繰り返されます。

まず手動で何度か実行し、入力の揺れと人間の修正量を確認します。

──── ここから先で手に入るもの ────
そのまま作れるフォルダ構成と、AGENTS.mdの全文
議事録・週次報告Skillの全文(呼び出し条件つき)
4成果物を機械的に確認する検証スクリプト
入力用の架空資料3点と、最初に貼る実行指示文
ChatGPTアプリの実画面と、成果物の実物
動かなかったときの5段階の切り分けと、修正文
顧客へ納品するときの10項目と、自動実行へ進む条件
※ 画面や仕様は変更される可能性があります。公開時点の画面と公式情報を確認してください。
3. AIエージェント用フォルダの作り方|Macの実際の画面で解説
ここからは実際の作業です。パソコンの画面を出しながら、1つずつ同じように進めてください。