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【子育てパパ&世界史教員の日常】3月3日 雛祭り 遅まきながら左手用ハサミの重要性に気づいて世界の見え方が変わる

    高等学校で歴史総合と世界史探究を教えている、この春小学生になる年長組幼稚園児の子育てパパ、AKSです。

    今日は平日ですが振替休日でした。

    朝、子どもを幼稚園に送りました。

    卒園まで2週間となり、私が子どもを幼稚園に送るのも今日が最後になりそうです。

    成長の速さ、時の流れの速さを感じます。

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    色鉛筆で色々描いているのですが、どれも電車でしょうか。

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    うーん、このまま、いつまでもカタログ期なのではないかと思ってしまいますが、だんだん図式期を迎えていくのでしょうね。

    今年の夏で7歳。

    ピアジェのいう前操作期から具体的操作期への変わり目に差し掛かっています。

    私としては、早く成長して絵が上手くなってほしいというよりも、今のスタイルをずっと描き続けてほしいというふうに思うようになりました。

    大人になったら、というよりもあとちょっとしたら、二度とこういう現代美術のような抽象画っぽい作品は描けなくなるのだろうな。

    子どもはみんな現代美術の大家なのかもしれません。

    水彩画にせよ、色鉛筆にせよ、今しか描けない作品を、小さな芸術家に好きなだけ描いてもらおうと思います。


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    話は変わって、こちらは、4年ほど前に買った私のウォークマンです。

    長くなった朝の通勤時間を有効活用するため、主にAudibleを聴くヘッドホンとして使っています。

    先日、私より年上の先生から、ウォークマンですか、とこれについて話題にしていただきました。

    これにしている理由について、両耳のヘッドホンつながっているので無くしにくいこと、音が良く、耐久性もあること、それに、今の生徒の世代には伝わらないのですが、昭和生まれなので「ウォークマン」という名前にひかれること、などがこれを使っている理由だと、もっともらしく話したのですが、その後私は、ああ、こうやって歴史解釈は生まれるのだな、としみじみと考えてしまいました。

    実は私がこれを買ったのは、そんな理由ではなく、妻がランニングの際に安物の左右バラバラのBLUETOOTHイヤホンをしょっちゅうなくすので、左右つながっているものがほしいと言い出し、子どもがまだ2歳の頃ですね、いつも子育てで私が仕事の間も頑張ってくれているので、どうせなら良いものを贈ろうと思い、家族で家電量販店に見に行ったところ、試聴してみて私も気に入って、2個買ったことが始まりでした。

    SONYにしたのは、「ウォークマン」という名前にひかれる、などというノスタルジックな理由ではなく、私が趣味でシンセサイザーやっていてスタジオモニターはSONYと勝手に思い込んでいたからです。

    ケーブルで繋がっていないヘッドホンなんて、と、古くさい考え方をしていたのですが、これはすっかり気に入り、4年も使うロングヒットになりました。

    歴史も、当事者は偶然や、全く想像もできない動機で行ったことでも、それが歴史に長期的な影響を及ぼした出来事となると、歴史家はとかく、そこに色々な意図や意味を見いだしたがるものだなというふうに、このヘッドホンのエピソードから考えたわけです。



    今日は雛祭りですね。

    私は実は雛壇に載せて飾る雛人形がほしいのですが、うちは男の子なので、端午の節句は兜だよなと思いながらも、この多様性やジェンダーレスが重んじられる時代に男の子に雛壇に載った雛人形セットを買ってあげても良いのではないかと考えているのですが、今年は準備を、お金の面でも、教育的な面でも、怠りましたので、来年以降の課題にしたいと思います。

    さて、そんなわけで、家族でひなあられとお菓子、ちらし寿司を食べたのですが、息子が食後にハサミで、お菓子のパッケージについていた人形を切り取り線に沿って切っている様子を見て、「相変わらず持ち方が危ない、ちゃんと持ちなさい」と言ったのですが、ちょうど今日はお休みでしたので、先日小学校の入学説明会でもらってきた入学のしおりを読んでいて、入学前に準備するものという膨大なリストの中に

    ハサミ(左効きの子は左利き用)

    と書かれていたことを思い出しました。

    そういえば、左利き用のハサミってうちにあったっけ?

    と言うと

    幼稚園では使ってるよ

    という答え。

    ふうん、ハサミや鉛筆や定規なんて、右手でも左手でも同じだろう、と言いかけて、、、


    ・・・顔が青ざめました。

    そうだ、どうしてこんな単純なことに気づかなかったのだろう。

    左利きの生徒は何人も知っているし、うちの子が左利きであることも小さい頃からわかっているのに、うっかりしていました。

    ハサミは、右利きと左利きでは、同じではなく、刃が前後逆についていることに、なぜ今まで思い至らなかったのだろう。

    じっとハサミを見つめ、左手で手に取ってみます。

    刃が逆だと、使い勝手が全く違うではないですか。

    自分の馬鹿さ呆れました。

    早速、左手用をamazonで注文してみます。

    どれどれ、評価の数が多いハサミは、うーん、左利き用は評価の数が少ないものが多いなあ。

    ???

    いやいや。

    何て間違った考え方をしていたのだろう。

    こんな当然のことにも思い至らないなんて。


    これまでハサミの持ち方を注意したことが何度もありました。

    失敗でした。

    世界史の教科書にも登場するデルフォイの神託を受けた気分です。

    自宅のデスクに左手用ハサミをさっそく常備します。

    世界にはこんな風に、相手の未熟さだと思い込んでしまっていながら、実は自分が気づかずに見過ごしているにすぎない事柄が、他にも多くあるに違いありません。


     
     
    世界史を教えているAKSのnoteです。新潟県燕三条地域出身。高等学校地歴科教員。修士(教育学)。この夏7歳になった小学一年生息子の父親。自分らしさを大切にしながら、子育てと仕事を両立していきたいと思います。

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