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🌅「流される人生」から抜け出すために――『50歳からのむなしさの心理学』第1章④から学んだこと

    50歳前後になると、
    これまでとは違うモヤモヤした気持ちを抱くことが増えてきました。

    そんなときに手に取ったのが、
    榎本博明さんの『50歳からのむなしさの心理学』です。

    本書は、50代以降に突然訪れる空虚感やむなしさを
    心理学の視点から整理し、それを「生きる意味を再構築するチャンス」
    として捉えるためのヒントを教えてくれる一冊です。

    今回は、第1章④「流されるように生きてしまった」
    の概要とポイントをまとめます。

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    ■第1章④「流されるように生きてしまった」

    この節では、
    目の前の予定や役割に追われるうちに、自分の意思ではなく、
    その場の流れに任せて人生を選んできたことに気づく心理が
    描かれています。

    仕事、家庭、地域での役割。

    やるべきことをこなしているうちに、
    いつの間にか「自分は本当はどう生きたいのか」を
    考える時間がなくなってしまうことがあります。

    本書では、この「流されて生きてきた感覚」こそが、
    50代で感じるむなしさの大きな原因の1つだと捉えています。


    ■忙しさでむなしさを隠してしまう

    手帳や予定が埋まっていると、
    自分は充実した毎日を送っているように感じます。

    しかし、その忙しさが、
    心の中にあるむなしさを見ないようにするための方法に
    なっている場合もあります。

    予定を詰め込んでいる間は、
    余計なことを考えずに済みます。

    けれども、ふと立ち止まった瞬間に、
    「自分は何のためにこんなに忙しくしているのだろう」
    と感じることがあります。

    忙しさは一時的な安心を与えてくれますが、
    心の奥にある空虚感まで解決してくれるわけではありません。


    ■「いつか」では人生は変わらない

    「あれもしてみたい」「いつか新しいことを始めたい」と思うのは、
    とても自然なことです。

    しかし、「いつか」と考えているだけでは、
    現実は何も変わりません。

    本書では、
    将来のどこかに「本当の自分の人生」が待っていると考えることは、
    今の現実から目をそらすことにもなり得ると示されています。

    人生は、
    遠い未来に突然始まるものではありません。

    今日の選択、今の行動、
    その積み重ねが人生を形づくって
    いきます。


    ■人生は「今」の連続

    この章で大切だと感じたのは、
    人生は「今」の連続だという考え方です。

    将来のどこかに答えが用意されているのではなく、
    今この瞬間に何を選ぶかが、その先の人生を変えていきます。

    大きな決断をする必要はありません。
    ・読みたかった本を開く。
    ・少し早く仕事を切り上げる。
    ・気になっていた場所へ出かける。
    ・しばらく会っていない人に連絡してみる。

    そうした小さな行動も、
    自分の意思で選んだ大切な一歩です。


    ■エネルギーの使い方を選ぶ

    人が使える時間や心のエネルギーには限りがあります。

    そのエネルギーを、今の生活に耐え続けるためだけに使うのか。
    それとも、少しでも自分らしい生活へ変えていくために使うのか。

    この章では、
    その選択が問われているように感じました。

    もちろん、
    すぐに仕事や生活を大きく変えることは難しいものです。

    だからこそ、すべてを変えようとするのではなく、
    変えられるところから少しずつ手をつけることが大切なのだと思います。


    ■この章の核心

    この節の核心は、「流されて生きてきた」と気づくこと自体が、
    すでに変化の始まりだという点にあります。

    これまでの選択を後悔する必要はありません。
    そのときの自分には、その選択をする理由があったはずです。

    大切なのは、過去を責めることではなく、
    「これからは少しずつ自分の意思で選び直せる」と考えることです。

    50代は、
    これまでの人生を否定する時期ではありません。

    これまでの経験を土台にしながら、
    これからの生き方を自分で組み立て直していく時期なのだと思います。


    ■読みどころ

    この章を読むときは、
    「自分はなぜ予定を詰め込んでいるのだろう」と振り返ってみると、
    理解が深まります。

    本当に必要な予定なのか。
    何かを考えずに済むように、忙しくしているのではないか。
    何を避けたくて、動き続けているのか。

    そうした問いを自分に向けることで、
    流されてきた理由が少しずつ見えてきます。

    また、「いつかやってみたい」と思っていることがあるなら、
    今すぐできる小さな形に変えてみることも大切です。

    大きな変化を起こさなくても、生活のペースを少し変えるだけで、
    これまで気づかなかった自分の一面が見えてくるかもしれません。

    流されてきた人生に気づいたときこそ、
    自分の意思で歩き始める出発点です。

    人生後半は、
    これまで以上に「自分で選ぶ」ことを
    大切にしていきたいと思いました。


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    人生、リスタート中。50代、バツイチ。現在は要介護の父と二人暮らし。特別なことがあるわけではないけれど、日々のこと、そしてこれからの人生について、ゆるく書いていけたらと思っています。似たような境遇の方や、どこか共感してくださる方と、ゆるくつながれたら嬉しいです。

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