
文章が上達する方法
写真は文学フリマ東京用の新刊。薄くて小さい本です。でも個人的には嫌いじゃない。
小説を書き始めて十年は軽くたっていますが、未だに文章が上達しない。しかし以前はこれよりもっとひどかった!この話前にも書いた気がするけれど。めっちゃ下手な文章しか書けなかった私が、下手な文章を書けるようになった理由(まあどちらにしろ下手には変わりない)、かつてほんの短期間だけミニゲームのシナリオ(の、ようなもの)を企業から委託されて書いたことですかね。
別に私の文章の巧みさに感動されて仕事が来たわけじゃない、文章でお金をもらうぞ!と恐れ多い発想でたまたまシナリオライター募集の記事に応募したら、文章めっちゃ下手だけどやる気はありそうだね!と何故か機会をいただけたのです。そんなに人いなかったんかな。まあ、ほんの短期間の極少文字数のシナリオだったから、誰でも良かったのかもしれない。
そのときのノルマは一か月に三本くらいだったかな、それがもう、しぬかと思った!
三本×リテイク八回以上!めっちゃリテイク来た!!下手なんだから当たり前なんですけど。何を書いても駄目だと言う!私はないネタを絞り出して、書けない文章をひねりだして、死に物狂いに、結果あの期間の記憶すら失った!大げさではなく毎日毎日泣きそうだった。
しかし必死になるとやはり人間成長はするものですね。なんとか納品して、お金をいただいてそのお話は終わったのですが、それからしばらくして書いた趣味のゲームのシナリオの書きやすかったこと!いや、下手なんですけどね。完成したその作品に感想をいただいたんですけどやはり文章が前作とは段違いだと言っていただけました。成長している!?初めてだったし、素人文字書きにはすごく大変な経験だったのですが、ほんの少しだけ残るものはあったようです。
必要なのは、やけくそ。
のんびり好きなものだけ書いているよりはこうして嫌なものでもひねり出す経験をすることは大切なのかもしれません。でも、もうやらないかな……。
いまでは貴重な経験をいただけたと感謝しています。その節は本当に迷惑をおかけして申し訳なかったと……。
そんな私もそろそろまたやけくそになる時期が近付いているかもしれません。いまのままの作品の書き方じゃいけない気がするんですよね。もっと自分で満足できるものが書きたいです。最近また書くことをさぼりがちになってしまっているので、毎日ノルマでも作ったほうがいいのかもしれない。
とりあえずは久々の電子書籍!来年の文学フリマ東京までには何本か書きたいと思っています。まぼろしの春庭……ノン。