
「待つ時間」から始まる140字小説
「待つ時間。」神様にいらないものを聞かれた男はそう答えた。その後、彼の人生から待ち時間が消えた。無駄な時間がなくなって喜んだ男だが、彼はまだ気づいていない。ぼんやり空を見上げ、足元の花を愛で、ほっと一服する時間もまた失ったことに。これから先、心の余裕や微笑みが奪われていくことに。
***
締め切りを過ぎてしまいましたが参加。
今週もお題をありがとうございました。

「待つ時間。」神様にいらないものを聞かれた男はそう答えた。その後、彼の人生から待ち時間が消えた。無駄な時間がなくなって喜んだ男だが、彼はまだ気づいていない。ぼんやり空を見上げ、足元の花を愛で、ほっと一服する時間もまた失ったことに。これから先、心の余裕や微笑みが奪われていくことに。
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