
地理・歴史・公民、どこから手をつける? 中学受験の社会の暗記を始める順番に迷う夜に
社会の教材を机に並べてみた。地理も歴史も公民も、どれも覚えることが多い。
どれから始めるか決まらないまま、夜が終わる。そんなときは、全部を同時に始めるより、入口を一つ決めるところから考えてみます。
塾に通っている家庭は、塾の進む順番を優先してかまいません。ここでは、家庭で暗記を進めるときの一つの目安を書きます。
迷ったら、地名と場所から
入口に向いているのは、都道府県と地図、日本の地形や気候のような、地理の土台です。
歴史にも公民にも、地名はたくさん出てきます。幕府が置かれた場所、港が開かれた場所、県や市のしくみ。どこにある場所かがわかっていると、新しい話を地図の上に置けます。
学年の目安でいえば、地理の土台は小4から、歴史は小5から、公民は小6からが組みやすい形です。あくまで目安です。始める時期より、始めた単元を最後まで確かめることを大事にします。
3つの分野は、まちがえ方が違う
社会の暗記とひとまとめにしても、×のつき方は分野で変わります。
地理:名前は書けるのに、場所を指せない
歴史:出来事の前後が入れ替わる。人物と、その人がしたことが入れ替わる
公民:言葉は書けるのに、意味を言えない。任期や年齢の数字が混ざる
だから、答えを書いたあとの確かめ方を、分野で少し変えます。
地理は、書けた地名を地図帳で指す。歴史は、人物とその人のしたことを組で書く。時代の名前を順に言えるかも、ときどき確かめる。公民は、国会・内閣・裁判所の関係を自分で図に書く。数字は二つを並べた表にする。
どの分野も、読むだけでは自分のまちがいが見えません。答えを隠して書き、○×を残すところは共通です。
小6から始めるなら、3つを細く並行する
小6から本格的に始める場合は、地理を終えてから歴史へ、と一つずつ進める時間がありません。3つの分野を少しずつ並行し、それぞれ基本の用語から書けるようにします。
並行すると、どの分野をどこまでやったかが分からなくなりがちです。単元の名前と、そこに残っている×の数だけでも、ノートの最初のページに書き出しておくと、次に開く場所を選びやすくなります。
全部の問題が○になるまで一つの単元にとどまる必要はありません。まだ解いていない問題がなくなったら次の単元へ進み、残った×は並行して解き直します。
3分野の進み具合を見る道具として、暗記ログを使うなら
暗記ログは、中学受験の社会・理科・国語の暗記を、紙に書いて使うWeb問題集です。
社会は地理・歴史・公民の単元に分かれていて、単元ごとに「小4〜」「小5〜」「小6〜」の学年の目安があります。
答えはノートに書き、答え合わせのあとに○×を記録します。
ホームには単元ごとの正答・バツ・未対応の数が出るので、3つの分野を並行しても、どこが手つかずで、どこに×が残っているかを見られます。次は「バツ」を選べば、その単元の×の問題に戻れます。
地図に書き込む問題や、資料を読み取る問題はありません。地図帳は手元に置いて組み合わせてください。
登録なしで、保護者の方が体験版の単元を1つ解いて、○×をつけるところまで試せます。
登録なしで、社会の単元を1つ解いてみる
暗記ログのコラムをもとに、どの分野から始めるか迷ったときの入口の選び方を中心に、note向けに再構成しました。
元記事:中学受験の社会の暗記は何から? 地理・歴史・公民の順番と覚え方のコツ