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ドラマ『Tシャツが乾くまで』第8話|逃げる人と、探す人。愛し方の違いと、修羅場が面白すぎた話。

    前回、7話を見て、「逃げ癖のある人間は、誰かと一緒に生きられるのか」という記事を書いた。

    8話を見たら、「やっぱり前回書いた通りで草w」となった。

    「話し合いができていれば。黙って失踪なんてしなければ。こんなことにはならなかったんじゃないの?」

    前回感じていたそんな違和感が、第8話でさらにくっきりした。

    第7話で私は、こう書いた。

    『言いたくないことは言わなくてもいい』という二人の関係を、偽りの優しさだと思った。

    そして第8話。

    咲子(蒼井優)は、充(松山ケンイチ)とあずさ(夏帆)の「第3金曜日の真実」を知って、家を飛び出す。

    一方、充は翌日になっても帰ってこない咲子を心配して、樹生(中島歩)、千鶴(臼田あさ美)、宮内(リリー・フランキー)を喫茶「ひこうき」に集める。

    そして、こう尋ねる。

    自分の知らない咲子について教えてほしい。

    公式の第8話あらすじも、この「逃避」と「詮索」を軸にしている

    そして今回は、そこにもうひとつ気になるものが加わった。
    「夏」と「冬」の違い。


    「この人の季節なんだ?」


    松山ケンイチ演じる主人公、瀬尾充が、ずっとくすんだ色の服を着ていた。
    だから私は、「この人の季節なんだ?」と疑問に思って見ていた。

    ところが、調べてみたら私の認識ではブルベ冬。

    なるほど。似合わない色をずっと着ていたんだ。
    だから、感じていた違和感の理由も、なんとなく分かる気がした。

    相手役の瀬尾咲子(蒼井優)は、ブルベ夏。
    そして私はブルベ冬。

    だから、この二人の関係を見ていると、
    「ああ、こういうことか」と思うところがある。

    私はパーソナルカラーを通して、人の言動や人間関係を観察していて、色々と感じることがあるのだ。


    「失踪された側」の対応の違い


    今回、まず面白かったのがここ。
    「失踪された側」の二人の対応が、あまりにも違った。

    咲子は、夫が一年もいなくなっているのに、ずっと待っていた。
    私からすると、「何してるの?もっと調べろよ!!」と思う。

    一方、充は違う。
    咲子が帰ってこない。そうなったら、すぐに探す。

    心当たりのありそうな人に片っ端から当たる。
    情報を集める。人を集める。聞き出す。詮索する。

    とにかく、「何が起きているのか知りたい」。
    これが、ものすごく冬っぽく見えた。

    この記事でも書いたけど、私は、絶対そっち側。

    夫が一年もいなくなったら、
    「待っていれば、いつか帰ってくるよね」とは絶対にならない。私だったら、すぐに探す。
    何があったのか調べる。心当たりのある人に聞く。必要なら、人にも協力してもらう。

    だって、分からないから。分からないなら、知りたい。
    知りたいなら、調べる。とことん調べて、考えて、判断する。

    そして第8話を見て、
    「やっぱり私は、こういう人間なんだな」と思った。


    重いのに、面白すぎる修羅場

    そして今回、充が集めた人たち。

    1. 瀬尾充(松山ケンイチ)

    2. 園田樹生(中島歩)

    3. 矢野直人(高橋文哉)

    4. 大井田千鶴(臼田あさ美)

    5. 宮内幸次(リリー・フランキー)

    この5人。

    いやもう。修羅場w

    そして私は、このシーンが面白すぎて、
    一回見終わったあと、もう一回ここだけ見たw

    私の認識では、この場にいる充・樹生・直人がブルベ冬。
    冬3人。……重い。重すぎる。

    本音。詮索。皮肉。過去。秘密。正面突破。

    冬3人が集まった時点で、
    「これ、大丈夫?w」と思った。
    ところが、5人揃っても、やっぱり修羅場になっていく。

    でも、それが面白い。
    「こういうの好き!!w」となった。


    「好きなら一緒にいろよ、ばーか!」


    特に、

    『逃げる』と『嫌い』は違う

    という話になったとき。

    直人が充に、

    そんな特殊な体質のことなんて知らねーよ
    好きなら一緒にいろよ、ばーか!

    みたいな勢いで、本音をぶ吐きながら、
    コースターをカウンターに投げつける。

    草w
    いや、私はこのシーン、かなり好きだった。
    ものすごく乱暴なんだけど、ものすごく分かりやすい。

    お前の事情なんか知らない
    好きなら一緒にいろよ

    という、めちゃくちゃ単純で、めちゃくちゃまっとうな感情。

    そして私は、別のところが気になってしまった。
    いや、雇ってくれてる人に、そこまで言える?w

    ……っていうか。
    飲食店をやっている人間として冷静に考えると、
    一年もお店を任せていたってことは、直人がほぼ全部背負ってたってことじゃない?

    仕入れ。製造。
    在庫管理。売上。人件費。家賃。固定費。
    経理。保健所。確定申告。

    小さなカフェでも、やることは山ほどある。

    しかも、毎回フィナンシェが売れ残っている。
    そんな売上で、大丈夫?w

    家賃やバイト代、その他もろもろを払って、それで利益まで出る店だったの?
    まさか自分の物件じゃないよね?

    咲子のほうが収入は高そうだけど、家もあるし、ローンもあるだろうし。
    充が失踪している一年間、生活費や店の経費はどうしていたの?
    仕送りとか、振り込みとかしてたの?

    ……というか、店、よく潰れなかったな??

    ドラマの本筋とはまったく関係ないところが気になってしまった。
    飲食店やってると、こういうところが気になるなw


    コースターを投げつける


    そして、その直後。

    樹生が直人について、

    最初からうっすら感じ悪いんで

    みたいなことを言う。

    まぁた、言うなあ!!w
    本人、目の前にいるんだけど。言っちゃうんだw

    そして、ここでも、
    「お前もだよ!!」
    と、すごい勢いでコースターを投げつける。

    またコースター投げた!!w
    ここも笑った。


    古本屋のドギツイおじさん


    そして、古本屋の店主、宮内幸次(リリー・フランキー)。
    この人は、私の認識ではブルベ夏。

    千鶴(臼田あさ美)が宮内を「穏やかなおじさん」というような印象で見ているのに対して、
    樹生が、「この人、一番どぎついです」と言う。

    ここも笑ったw

    そうね。ドギツイ。
    しかも、「静かに」ドギツイ。

    怒鳴らない。大声も出さない。
    でも、しっかり急所に入れてくる。

    そして、ここがまた面白かった。
    冬3人が、散々言葉で殴り合っている。

    本音を言う。核心を突く。皮肉も言う。遠慮もない。
    「お前、それ本人の前で言う?」みたいなことを平気で言う。

    ところが、そこに宮内が、

    咲子さん、死んでるかもしれませんね

    と、一番ドギツイ一言を静かに放り込んでくる。

    しかも、生きていることを知っていてのセリフってところが、また。
    ドギツイ!!

    そして私は、ここでまた考えてしまう。

    なぜ私は、夏の「正しさ」には息苦しさやドギツさを感じて、
    冬の「言いすぎ」には、むしろ安心するのか。

    たぶん、ここには単純な「好き嫌い」以上のものがある。

    パーソナルカラーの相性って、単に「仲良くなれるかどうか」ではないのかもしれない。

    一緒にいることで安心するのか。自分らしくいられるのか。
    それとも、自分の感覚を押し殺してしまうのか。

    ここから先は、単なるドラマの感想ではなく、パーソナルカラーの「相性」と、それぞれの季節が持つ魅力、そして行き過ぎたときの危うさについて、もう少し考えてみたい。


    「感じが悪い」の正体

     
     
    夫婦で飲食店を営みながら、実体験をもとに創作と記録のあいだを綴っています。 スキとフォローの返しはしておりません、すみません。 INTP-T / Cool Winter(旧名:深海のアンコウ女)

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