
誕生日を前に感じる成長〜親の知らない世界へ踏み出していく子ども〜
子どもの世界が広がるにつれて、親の関わり方も変わっていく。明日、9歳になる下の子を見ていて、そんなことを感じています。
私は42歳で第二子を出産し、今は50代で小学生姉妹の子育て真っ最中。日々の出来事の中で感じたことや、迷いながら向き合っていることを綴っています。
最近、下の子が学校で友達と遊ぶ約束をして、遊びに行くようになりました。
「成長しているな」
「ちゃんと、自分で約束できるようになっているんだな」
うれしい気持ちと一緒に、少し寂しい気持ちもあります。
親と一緒に過ごしていた時間が、少しずつ友達との時間になっていく。誕生日を前に、子どもの成長と、今の私にできることを考えました。
自分で約束する
友達と遊ぶ約束をする。大人からすると、何気ない当たり前のことですが、子どもにとっては、相手と話して予定を決め、その約束に合わせて行動する。
これって凄いことです。
親が間に入らなくても、自分たちで決められることが増えていく。その姿を見ると、成長を感じます。
親が間に入って、予定を決めて、一緒に動く。
そんな関わり方から、子ども自身が決めたことを聞き、送り出す関わり方へ少しずつ変わってきたのです。
私の知らない学校での会話があり、友達との関係がある。子どもの世界は、親の見えるところだけではなくなっていく。
少しだけ感じる寂しさ
自分でできることが増えるのは、うれしいことです。友達と約束して遊びに行く姿に、頼もしさも感じます。
でも、少し寂しい。
うれしさと寂しさが共存します。
子どもが成長していることを喜びながら、親と一緒だった時間が変わっていくことには、まだ気持ちが追いつかない部分もあります。
だからといって、私が寂しいから、子どもの世界を狭くしたいわけではありません。
友達と過ごす時間の中で、楽しいことを見つけたり、相手のことを知ったり、自分の考えを伝えたりしてほしい。
親といるときとは違う経験を、これから重ねていくのだと思います。
親の役割
私は基本的には、子どもに任せるようにしています。そのうえで、「こんなときはどうする?」と確認したり、時間を伝えたりします。
例えば、友達に会えなかったらどうするのか。予定が変わったらどうするのか。
起こりそうなことを一緒に考えておけば、困ったときにどう動くかを考える手がかりになります。
大人が最初から全部決めてしまえば、話は早いかもしれません。でも、それでは子どもが考える前に、答えを渡してしまうことになります。
まずは、子どもがどうするつもりなのかを聞く。
必要なことは伝える。
そのうえで、任せてみる。
帰る時間を伝えることも、その一つです。
「好きにしていいよ」で終わらせず、守ってほしいことを共有する。その中で、自分で考えて行動する経験を重ねてほしいと思っています。
困ったときには
親ができることは、先に手を出して、困ることを全部なくしておくことではないのだと思います。
見守る。
応援する。
そして、必要なときにはサポートする。
もちろん、安全に関わることなど、親が判断して止める必要がある場面もあります。
それでも、心配だからという理由だけで、子どもができることまで、親が先回りしてやってしまわないようにしたいです。
これから、友達との約束が思いどおりにいかないこともあるかもしれません。自分たちだけでは解決できないこともあるでしょう。
そんなときに、「困ったから、話してみよう」と思ってもらえる親でいたい。
そのためにも、何かあったときは、すぐに結論を出す前に、まず話を聞きたいと思います。
何があったのか。
本人はどう感じたのか。
どうしたいと思っているのか。
子どもの世界が広がっていくからこそ、必要なときに頼れる関係を大切にしたいです。
9歳になるあなたへ
明日、下の子は9歳になります。
友達と遊ぶ約束をして、出かけていく。そんな日常の一つからも、できるようになったことが見えてきます。
これから、親が知らないことや、親と一緒ではない時間は、もっと増えていくのでしょう。
うれしくて、少し寂しい。でも、その成長を見られることを、大切にしたいと思います。
子どもの成長に合わせて関わり方を変えていく。
全部を決めるのではなく、本人の考えを聞く。
できることは任せる。
困ったときには、一緒に考える。
誕生日を前に、これからは何を任せられるだろうと考えています。
みなさんは最近、どんな場面でお子さんの成長を感じましたか?