
高知港
前回のお話、路面電車の終点「桟橋通五丁目電停」で降りたあと、
せっかくなので辺りを散策してみました。
とはいっても、特に目立ったものがあるわけでもなく、
ごく普通の街並みです。
でも、少し歩いていると水辺が見えてきました。
どうやら港があるようです。
その名も「高知港」。

高知港は、高知市の浦戸湾にある港です。
古くから海上交通の拠点として利用されてきた港で、
昭和26年(1951年)には国の重要港湾に指定されています。
対岸には大きな工場が並んでいて、
煙突や複雑に組み合わされた設備が見えます。
いかにも港町らしい風景ですね。
ところで、港の方に目を向けると、
何やら白い船が停泊しています。

海上保安庁の船です。
近くには高知海上保安部があり、
海の安全を守るための船が配備されています。
海上保安庁といえば、
海難救助や海上犯罪の取り締まり、
海上交通の安全確保など、
さまざまな仕事をしています。
日本の海を守ってくれているんですね。
それにしても、かっこいい船です。

こちらには2隻の船が停泊していました。
夕方の柔らかい日差しを受けて、白い船体が輝いています。
遠くには山並みが見え、港の水面も穏やかです。
なんともいい風景ですね。
考えてみれば、自分が暮らしている京都市には海がありません。
京都府には日本海がありますが、
京都市から海を見に行こうと思うと、ちょっとしたお出かけになります。
そんなこともあって、こういう港の風景には特別なものを感じます。
船が停泊していて、対岸には工場が並んでいる。
特別な観光名所というわけではありませんが、なかなか魅力的な場所でした。
高知の街で、思いがけず出会った港の風景。
路面電車の終点まで足を延ばしてみてよかったです。