
高知の街中で鶏に遭遇した
高知市の中心部、
ひろめ市場の近くにある
「高知大神宮」へ行ってきました。
まず目に入るのが金色の大きな鳥居。
なかなか目立つ鳥居です。

鳥居をくぐって境内へ。
高知大神宮は「高知のお伊勢さん」とも呼ばれ、
伊勢神宮の内宮と同じ
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)をお祀りしています。
明治12年(1879年)に伊勢から御分霊を迎えた歴史を持つ神社です。

ところで「大神宮」とは何なのでしょうか?
実は元々、伊勢神宮を指す呼び名の1つなんです。
全国には伊勢神宮の神様をお祀りする「大神宮」があり、
京都にも「京都大神宮」があります。
高知大神宮も京都大神宮も、
明治時代に伊勢神宮から御分霊を迎えた神社です。
高知に来て、京都との意外な共通点を見つけました。
さて、この神社にはちょっと変わったものがあります。
それがこちら。
鶏の石像です。
普通、神社といえば狛犬を思い浮かべますが、
こちらでは鶏がお出迎え。

実は高知大神宮には本物の鶏もいるんです。
しかも鶏は、天照皇大神と深い関わりがあります。
日本神話では、
天照大神が天岩戸に隠れて世界が暗くなったとき、
神々が「常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)」を
鳴かせたというお話があります。
この常世長鳴鳥は、鶏のことだと考えられており、
鶏は太陽を呼ぶ神聖な鳥とされてきました。

それにしても立派な鶏です。
赤いトサカに、光の加減で青緑色にも見える羽。
なかなか美しいですよね。

こちらには2羽の鶏がいました。
写真以外にも、もっとたくさんの鶏がいましたよ。
境内ではこのように鶏が飼われていて、
放し飼いになっていることもあるそうです。
神様と鶏の関係を知ると、
いつも見慣れている鶏もちょっと違って見えてきます。
高知の街中にある、鶏と縁の深い神社。
なかなか興味深い場所でした。