
【創作ファンタジー】信じていた嘘へ【拝啓文芸部】
信じていた嘘へ
拝啓
私の上司もほとほと性格が悪いなと、今になってしみじみ思います。
私が王族の血を引いているんだろうなということは、薄々感じてはいました。
けれどまさか、直系だとは、夢にも思っていませんでした。
魔力の封印もされていたなんて。
よくよく考えてみれば、あなたは穴だらけでしたね。
魔力が少ないのに、高位魔法文字を扱えることに、まず疑問を持つべきでした。
この手紙も高位魔法文字ですので、もちろん呪いが込められています。
どんな呪いか知りたいでしょう?
解呪の方法も知りたいでしょう?
食べ物が全部うんこ味になる呪いです。
今の文を読んだことで発動しました。
敬具
追伸
我が上司に伝えてください。
早く私の封印を解いてくださらないと、魔物の本体があなたを闇打ちにすると言っていました。
よろしくお願いします。
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