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シンシナティ美術館展⑥クロード・モネ《ベリールの岩場、ポール=ドモワ》1886年

    この記事では、現在上野の森美術館で開催中の特別展「シンシナティ美術館展―海を渡ったヨーロッパ絵画の至宝」の出品作について解説します(この展示に関してはYoutubeで解説動画を公開中です)。

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    今回は、風景を得意とした印象派の画家クロード・モネの《ベリールの岩場、ポール=ドモワ》を取り上げます👇
    本作は、1886年にキャンヴァスに油彩を用いて描かれており、縦の長さが81.3㎝で横の長さが64.8㎝の、垂直方向に長く伸びた長方形の画面に描かれています。

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    クロード・モネ《ベリールの岩場、ポール=ドモワ》1886年
    キャンヴァスに油彩、81.3×64.8㎝、シンシナティ美術館

    この絵には、フランス北西部の、ブルターニュの南の沖に浮かぶ島と、海が見える風景が表されています。

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    雲が浮かぶ空は、画面の上部に、面積も控えめに表されています👇
    この空を見ると、雲は紫に色づき、空は上の側は明るい黄色に、下の側は同じく明るいピンク色に彩色されています。

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    その空の色を映す海には、水平方向に伸びるタッチが、濃い青色を塗り付けて波の影を表現しています👇

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    海面は、画面の上部、すなわち絵の中の空間では奥側では、明るく表されています。
    これに対し、画面の下側、つまり手前では暗く、青色に彩られています。

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    この海に、岩山が影を落としています👇
    これらの岩は、画面の奥側から光を受けて、逆光の中にシルエットを浮かび上がらせています。

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    岩の形状は変化に富んでおり、所により鋭くとがった形も呈しています👇
    これにより穏やかな海面との間に、形態のコントラストを形成しています。
    この岩の姿についてモネは、「不気味」で「悪魔的」だが、だからこそ「素晴らしい」と高く評価していました。

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    クロード・モネ《ベリールの岩場、ポール=ドモワ》1886年
    キャンヴァスに油彩、81.3×64.8㎝、シンシナティ美術館

    この作品を観賞できる特別展「シンシナティ美術館展―アメリカに渡ったヨーロッパの至宝」については、解説動画をYoutubeで公開中です。
    ご視聴いただけましたら幸いです👇

    展覧会開催日程
    上野の森美術館:2026年10月10日~2027年1月10日
    富山県美術館:2027年1月23日~4月11日
    名古屋展:2027年4月23日~7月4日
    大阪市立美術館:2027年7月17日~9月26日

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