
【突発即興企画!】幼馴染の天使君
おはようございます!!
朝起きたら、なみさんの以下の企画スタートしてたのでやってみました。
30分で1作品は流石に過去最短!
お題
天使
ジャンル
学園BL(のつもり)
執筆時間
8:30〜9:00
本編
未楓瑠はその名前の通り天使みたいな奴だ。
「ミカ、ここ教えてくれよ」
「ああ、これは36ページの公式で……」
また勉強を教えている。これで今日4回目。学年一の秀才は教える能力も万全、男女問わず誰もが彼に教えを請いに来る。まさに天使……違うな、どっちかって言うと牧師?
「……で、こう展開すれば解が出る」
「あーなるほど! サンキュ、やっぱミカは天使、いや神だわ」
更に上位存在になった未楓瑠は、「大げさだな」と笑って他クラスの男子を見送った。直後、俺の視線に気づく。
「何そんな見てんの」
「ほんと、お前の周りにはずっと人がいるなって」
「今更? 小学校の頃からこんな感じだっただろ」
「あの頃は女子にモテてただけだったけど、今は男子も沢山来るじゃん」
「嫉妬でもしてんの?」
「……ちげーけど。誰もお前の本性知らないんだなって」
未楓瑠は意外そうな顔つきで、何度か瞬きをした。心当たりはないらしい。
「本性? 別に、僕のこれは素だけど」
「……だよな、お前は取り繕うとかしないし」
何いってんだか、と次の授業に向けて準備を始めた未楓瑠は、いつも通りの端正な横顔を見せつけてくる。二人きりになったとき、その表情が独占欲と嗜虐心と愛に染まって俺に……そんなことは誰も知らなくていい。
聖書的に正確な記述によると、天使はなかなか不気味な姿をしているとか。世間のイメージと実情が違うなんてとこも、天使みたいな部分なのかもしれない。まあこいつは不気味なんかじ「ないけど。
「次、実験室だろ。早く行こ」
そうだった。天使に導かれ、俺も席を立った。
あとがき
30分フルで使って663字。普段よりちょっとハイペースで書けました。見返し時間一切なし!
即興、面白いですね。天使といえば前にちょっと話題になった、聖書的に正確な天使みたいなのあったな……からざくっと流れを考えました。ありきたりだよなとも思いますが、まあ30分で書いたものなので!!(最強の言い訳)
BLじゃなくても良いとのことでしたが結局BLにしました。BL書くのが好きだから……
俺も未楓瑠くんも即興で生み出した存在ですが、もうちょっと整形してどこかに出してあげたいですね。