
神社散歩#28(住吉神社)
住吉神社(すみよしじんじゃ)
所在地
東京都青梅市住江町12
主な御祭神
住吉三神(すみよしさんじん)
※上筒之男命・中筒之男命・底筒之男命
私が毎回投稿を楽しみにしているクリエイターさんの一人、倫恵さんの記事に大いに触発され、「いつか絶対行くんだ!」と鼻息を荒くしていた神社にようやく訪れることができた。
行ってみたい衝動に駆られるステキな寺社をたくさん紹介してくれています。
私のようにありきたりな紀行文や調べればわかるようなことではなく、独自の感性と視点で時に竹を割ったように、時に血の通った人間らしく、時にコミカルにしっかり簡潔に綴られています。
肩肘を張らない自然体な感じもとても魅力です。
結論から言うと青梅は最高だった。
神社の雰囲気はもちろん、吹き抜ける季節外れの南風と共に青梅の街を満喫することができた。

神社の真隣だし空いてるし、ということで車は有料のコインパーキングに。
23区外とはいえ、都内のコインパーキングはコインじゃ済まない額を請求されると聞きかじっていた田舎者な私は、利用案内の看板を探すも見当たらず。
精算の時は内心ドキドキしていたが全くもって優良だった。
青梅は猫推しの街なのだそうだ。
青梅駅周辺の至るところに猫をモチーフにした看板やオブジェが飾られている。
特に名作映画のパロディ看板は探して歩くだけでも結構楽しい。
そんなわけでまずは青梅駅隣の「まちの駅青梅」まで行き、猫看板を探しながらランチができるお店を物色して神社まで戻ることにした。
そこかしこに可愛らしい猫看板がある。
写真の数も膨大になってしまったので、街ブラの様子はまたの機会にして話を本筋に戻す。
食事を終えて神社まで戻ってきた私はこの日最大の目的地「住吉神社」へ。

住吉鳥居…柱が角柱の明神鳥居、住吉大社系の鳥居なので関東ではあまり見かけない
参道脇の猫祖神や猫の恵比寿様・大黒様はいったんスルーし、まずは拝殿を目指す。

狛犬(吽)

狛犬(阿)

こちらも住吉鳥居
鳥居の先は男坂の石段
なかなかの急角度。
たまらん。
先に一人の参拝客が登って行くのをしばらく見ていたが、半分ほど過ぎたところで明らかにペースダウンしていた。
石段前を左に入っていくと女坂の登り口がある。


どっこいしょと登りきると厳かな拝殿が。
拝殿の天井画が素晴らしいと聞いたのだが、ご祈祷を受けないと見られないようだ。
手水舎は水盤のようになっていて、日光を反射した水面がキラキラ輝いていた。

彫刻も仕事が細かい

美しい佇まい
境内社は稲荷神社、天神社、大鳥神社など。

住吉神社よりもこちらの方が先にあったらしい

手前には大きな切り株と根



おや?キノコとカボチャは期間限定だったような。
おまけのスタンプかな?なんか得した気分。

表参道の石段を下りる前に女坂を行ったり来たりして猫探し。




この他にもたくさんあった。
草木に埋もれているもの以外は結構見つけられたと思う。
遊び心があって良き。
ついつい長居してしまう。

正面から強めの南風が吹きあがってきて気持ちよかった
二の鳥居脇の恵比寿様と大黒様にご挨拶をする。


虚無な表情がなんともシュールでとても可愛らしい。
お社がだいぶ傷んでしまっているので寄付でもあればしたかった。
最後に一の鳥居脇の神様へ。

あおめねこおやがみ?
あおめねこそしん?
あおめびょうそじん?
左手にマタタビの葉を持つ招き猫。
全財産寄進したくなるくらいかわいいので必見。
全国の猫神社も阿於芽猫祖神をお祀りすべきだと思う今日この頃。
人が多いのが本当に嫌で都内にはほとんど参拝に行かない私だが、青梅は人もそこそこで埼玉の郊外のような馴染みやすい長閑さがあった。
平地が生活圏の私には、起伏が多い地形もとても新鮮だった。
結構な急坂を、腰の曲がった人生の先輩が元気に登って行くその背中を見ていると、私もまだまだと思わずにはいられない。

倫恵さんに教えていただかなかったら、こんなに素敵な神社や街を知ることもなかっただろう。
繋がったご縁に感謝し、noteはじめて良かったと心から思った。
今回時間の都合で泣く泣く断念した、倫恵さんオススメの貴布祢伊龍神社も折を見ていつかチャレンジしてみたい。
上筒之男命・中筒之男命・底筒之男命
(うわつつのおのみこと)(なかつつのおみみこと)(そこつつのおのみこと)
この三柱に神功皇后を加えた四柱で住吉四神とする神社もある。
日本書紀では表筒男命=上筒之男命となるなど、若干表記が変わる。
住吉三神を祀る神社は、大坂の住吉大社を総本社とする。
ご利益は旅の安全、商売繁盛、家内安全など。
黄泉の国からイザナミを連れて帰ることを諦めたイザナギ。
穢れを落とすために禊を行った水辺の浅いところ、深いところ、その中間のところからそれぞれの神様が生まれた。
神功皇后に神託を授けた住吉三神だが、その神託に疑問を呈した仲哀天皇を祟り殺したり、船の航行を妨害した挙句それを鎮めるための供物に不満を表してみたりと、やや荒ぶるところのある神様。
ただし、素直に従ったり満足させれば強大な神威が発揮された記述がある。