
ただの「殴り書き」を資産に変える、時間がない大人のための執筆戦略
12〜15時間、脳みそフル回転で仕事をした帰り。あるいは次の日の朝。ほんっっとうに、何もする気がおきません。
noteの文章を考える? そんなの無理です。定期更新なんてもってのほか。
常に次の手順が頭から離れず、頭の片隅にはやることリストが浮かんでいます。やればやるほど見えてくる問題点、増える関係者とのやりとり、終わりなんて一生来ないんじゃないかという絶望。
嫌になって毎日SNSを更新する気も当然起きず、ただただ流れてくる情報をスワイプするだけの行き帰り。スワイプするのも目が疲れて、眠くなって知らぬ間に眠りに落ち、気づけば降りる駅…
そんな日々を過ごす人も多いのではないでしょうか? 私も同じです。
でも、ここまでの文章って「忙しい社会人」なら誰にでも当てはまる、ありふれたことしか書いてないですよね?
一見まともな文章に見えて、実は全く大したこと書いていません。脳内にあることを、ダラダラと文章にしただけ。それだけなんです。
そして、それが発信における第一歩であり、全てともいえると思っています。
残業や理不尽な業務を終えた夜、パソコンの真っ白な画面に向かって一から綺麗な文章を構築しようとするから挫折するのです。精神的なハードルを極限まで下げ、この「脳内のダラダラとした垂れ流し」をいかにして価値あるストック資産へと錬成するか。
時間も気力もない社会人が発信を続けるための、超合理的な執筆戦略。
私が実践している4つのステップを公開します。
第1のステップ:感情が動いた瞬間の「殴り書き」


まずは、こんな感じで、ただの愚痴や自分が単純に思っていることを、スマホに書き殴ってみてください。
移動中の電車内や、理不尽な電話を切った直後、あるいは素晴らしいデザインに出会った瞬間など、心が動いたその瞬間にスマホを取り出し、数行のメモを残します。
仕事の不満でも、趣味の話でも、日々の些細な違和感でも、本当に何でも良いんです。それこそ冒頭に書いたような、「疲れて何にもやる気が起きない、何でこんなに疲れているんや」といった心の叫びで十分すぎます。
ここで重要なのは、最初から整った文章を書こうとしないことです。単なる単語の羅列でも、感情的な言葉でも構いません。
この時、誰にどう読まれるかといった客観的な視点(メタ認知)は一切捨ててください。目的は、思考の種だけを外部に保存して記事への布石としつつ、仕事で使う脳のキャパシティを素早く空けることにあります。
「感情の熱」が残っているうちにメモしたことは、後からどれだけ肉付けをしてもブレない強固な「骨組み」になります。
第2のステップ:隙間時間での「肉付け」と「削ぎ落とし」
次に、第1ステップで残した数行の「骨組み(感情の熱)」に対して、言葉を足して肉付けを行っていきます。