
【バーベキュータミーのアメリカバーベキューニュース】

weberとBlack stoneが経営統合!

2025年もバーベキューシーズンになりアメリカのバーベキューメーカーの再編が進んできました。
バーベキューの老舗カンパニーのweberと新進気鋭バーベキューカンパニーのblack stoneの合併が決まりました。
そしてなんとなんと!
新社長にはウェーバーの現社長アラン・マチュラではなく、ブラックストーン社長のロジャー・ダールが就任です。
アランは経営統合が終了すると勇退です。
これもさもありなんなのです。
なぜならウェーバーはファミリー会社(一時上場しましたがのちに上場廃止)で経営権はがっちり創業者であるスティーブンファミリーが握っています。アランはいわゆる雇われ社長なので社長のすげ替えは簡単なのです。
ちなみにこの社長の交代は過去にも何度かやってます。
私から言うとweberの選んだこの統合はとても良い経営判断といえます。
アランの就任以来業績がさえなかったweber社はバーベキューの新しいトレンドであるペレットスモーカーの販売で完全に出遅れ、主力商品のガスバーベキューグリルが新興ペレットメーカーにシェアを奪われた苦い過去がありました。
今でもweberはペレットバーベキューグリルでは全くの劣勢です。

そして新たなトレンドであるプレート(weberはスレートと呼んでますが)バーベキューグリルの台頭です。
この鉄板を使ったバーベキューグリルはアメリカではとても勢いがあり店頭ではこのプレートバーベキューグリルがweberグリルを押さえて一番目につくフロントに置かれています。
そのプレートバーベキューグリルメーカーの代表選手が今回のブラックストーン社なのです。
今ではこのプレートバーベキューグリルのブラックストーンの躍進は止まりません。
weberも遅ればせながらスレートバーベキューという名でプレートバーベキューグリルを発売しましたが(日本でも間も無く発売開始)
かつてのペレットスモーカーと同じくトレンドを掴みきれず出遅れ既にシェアは他社に完全に奪われているのが現状です。
それならーー!対抗するより買ってしまえ!と言う経営判断が今回の合併話。
老舗weberと新鋭ブラックストーンでは会社規模が圧倒的に違いますからね。
新社長となったロジャーが老舗weberでどんな戦略に出てくるのでしょうか。
今後のweberのブランド展開が楽しみです。
僕の勝手予想では、
weberはセカンドブランドとしてブラックストーンを使い比較的安いバーベキューグリルの商品ラインナップの拡張をするというものです。
なぜかと言うとこれまた合併を繰り返し強大になりつつあるweberのライバル社であり安物メーカー(失礼!でも事実)のチャーブロイルがバーベキューの入り口マーケットを押さえつつありますからね。

weber traveler
日本でもよく売れています。
そう!ピンからキリまで押さえる。
これが業界最大手weber社の横綱相撲というものでしょう。

また新たなニュースが入ったら書き込みます。
ちなみにブラックストーン社は中国資本です。
ここ大事。トランプ関税が間違いなく影響することでしょう。
この辺りのことはまた後ほど。

2017年、日本バーベキュー協会のweber Chicago本社訪問
この訪問をきっかけに日本のweber japanの設立に至ったのでした。