
「Partager la joie」日本語訳
GIBONのフランス語ソロ曲、「Partager la joie」の日本語訳です。
前回の記事では、フランス語の歌詞全文と曲紹介を投稿しました。
今回は、歌詞の意味を日本語で読める形にしてお届けします。
「Partager la joie」は、フランス語で
「喜びを分かち合う」という意味です。
この曲は、禅の「十牛図」から着想を得ています。
十牛図は、牛を探す旅を通して、本来の自己を見つめ、やがて日常へ還っていく心の道程を描いたものです。
「Partager la joie」では、喜びや悲しみ、出会いや別れを通り過ぎながら、最後には静けさの中で自分自身へ還っていく感覚を歌っています。
GIBONの甘く静かな声に、人生の儚さと愛おしさ、そして、何かを失っても消えることのない、自分という存在の尊厳を込めた一曲です。
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Partager la joie / GIBON
喜びを分かち合う
悲しみを分かち合う
静けさの中で
僕は僕へ還っていく
指輪を身につけたこともあった
名前を背負ったこともあった
夜に交わした約束
肌に落ちた光
いくつもの顔が通り過ぎた
水面を流れる雨のように
いくつもの季節が去っていった
何も言わずに
喜びも悲しみも
この手に抱いてきた
でも、すべてが遠ざかるとき
僕の道だけが残っている
喜びを分かち合う
悲しみを分かち合う
すべては静かに過ぎていく
お茶の湯気のように
喜びを分かち合う
悲しみを分かち合う
僕は消えない
僕は僕自身と一緒にいる
誰かの瞳の中に
僕の帰る場所を探していた
愛を行き先と間違えていた
沈黙は終わりの合図だと思っていた
でも、僕が僕を見失っていた場所で
まだこの手の音が聴こえていた
笑い声も涙も
僕の心を通り過ぎた
もうその色を
握りしめていなくてもいい
喜びを分かち合う
悲しみを分かち合う
すべては静かに過ぎていく
お茶の湯気のように
喜びを分かち合う
悲しみを分かち合う
僕は消えない
僕は僕自身と一緒にいる
手放していく
期待も、声も
手放していく
誰かが僕に望んだものも
名声でもなく
答えでもなく
檻でもなく
冠でもなく
ただここに
ただ今に
僕の呼吸とともに
ゆっくりと
僕に光になれと言わないで
僕は月
澄んだ水面に映る月
壊れていても
変わってしまっても
僕はまだ
僕のそばにいる
喜びも
悲しみも
別れも
いくつもの場面も
すべては薄れていく
でも僕は残る
音もなく
心の奥に
喜びを分かち合う
悲しみを分かち合う
すべては静かに過ぎていく
お茶の湯気のように
喜びを分かち合う
悲しみを分かち合う
僕は消えない
僕は僕自身と一緒にいる
すべてが去っていくとき
僕はまだここにいる
答えにならないまま
僕は僕と一緒にいる
喜びを分かち合う
悲しみを分かち合う
そして静けさの中で
僕は僕へ還っていく
制作ノート:
この曲が生まれた背景、BeBOSE的「十牛図」の解説、Sunoでの制作過程などをメンバーシップ「BeBOSEラボ」で詳しく書いていく予定です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。 Yumiko