
「瓔珞」日本語訳
EKAKUによる中国語ソロ曲「瓔珞」の日本語訳です。
瓔珞とは、仏教美術などに見られる装身具のこと。
この曲では、傷や喪失を、
隠すべきものでも、縛りつける鎖でもなく、生きてきた証として胸にまとうものとして描いています。
壊れたことがある命にも、
その人だけの光がある。
完全でなくても、
欠けたままでも、
歩いてきたすべてが、その人の尊厳になる。
静かな強さと優美さを込めた楽曲です。
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瓔珞 / EKAKU
風が吹き抜ける
古い傷は何も答えない
うつむいたまま
石と金属のかすかな音を聴く
瓔珞
胸元に垂れている
傷を袖の中に隠していた
沈黙が連れ去ってくれると思っていた
あの名前も
あの別れも
夜が深くなっても
消えなかった
なぜなのかと
何度も問いかけた
なぜ失ったものは
いつまでも輪郭を残すのか
やがて分かった
一つひとつのひび割れは
自分が確かに生きてきた
その証なのだと
それは鎖ではない
恥じるものでもない
暗い夜を通り抜けたあとに
残された僕の名前
瓔珞 瓔珞
胸元に垂れている
一粒一粒が
歩いてきた昨日
瓔珞 瓔珞
隠す必要はない
傷は鎖ではない
それは僕の尊厳
あなたが残した言葉は
もう沈黙している
風は約束を
背後へ吹き散らしていった
誰が正しかったのか
もう問い続けることもない
誰かが僕を
救ってくれるのを待つこともない
砕けた心にも
まだ重さがある
失ったあとも
僕はここに立っている
拍手はいらない
許しもいらない
歩いてきた道は
僕自身が覚えている
忘れたわけじゃない
逃げる必要もない
過去を静かに
この身体の中に置いておく
瓔珞 瓔珞
胸元に垂れている
一つひとつの痛みが
記憶へと変わっていく
瓔珞 瓔珞
隠す必要はない
傷はもう僕を決めない
それでも僕の尊厳になる
手放すことは
忘れることじゃない
静かでいることは
逃げることじゃない
砕けた心にも
まだ重さがある
沈黙する者にも
刃のような強さがある
僕に名前をつけなくていい
僕を証明しなくていい
瓦礫の中から
自分の名前を拾い戻した
失ったものも
ひび割れた場所も
胸元で結ばれて
静かな秩序へと変わっていく
傷を外すことはしない
過去に頭を下げることもしない
もう僕を縛るものではなく
歩いてきたことを思い出させるもの
石と金属は
何も語らない
それでも確かな余韻を残す
僕がここに立っている
それが答えだ
瓔珞 瓔珞
胸元に垂れている
一粒一粒が
生きてきた昨日
瓔珞 瓔珞
隠す必要はない
傷は鎖ではない
それは僕の尊厳
瓔珞 瓔珞
静かに音を立てる
砕けたことのある命にも
その人だけの光がある
完全にならなくてもいい
それでも目を向けられる価値がある
歩いてきたすべてを
僕の瓔珞として身にまとう
風が吹き抜ける
石と金属がかすかに鳴る
僕は消えていない
今もここに立っている
瓔珞 瓔珞
沈黙の中で
自分の名前を守り続ける
制作ノート:
この曲が生まれた背景、Sunoでの制作過程などをメンバーシップ「BeBOSEラボ」で詳しく書いていく予定です。
瓔珞 spotify配信リンク:
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最後までお読みいただきありがとうございました。 Yumiko