
A Clockwork Audio⑫:マスタークロックジェネレター
☆プロローグ
いよいよこのサブタイトルを書く時が来た!(^^)
クロックワークオーディオシリーズの12番目。その間に他のネタでもものしたのだから、我ながら長かった。TEACのCG-10M-Xというマスタークロックジェネレーターの入門機にした。


DST-0オリオdeスペシャルの導入の際に、30cmクロックケーブルと一緒に、テスト用のクロックジェネレーターをオリオスペックがサービスしてくれた。酷く音が悪いと思っていた。クロックワークオーディオシリーズをこれまでの11遍を読んでいただくと分かってもらえるだろうが、たとえテスト用クロックジェネレーターであっても、かなりの高音質を実現できた。あまりクロックを奢る必要を感じなくなったのである。もちろん優れた機器は沢山あるのだろうが、オーディオ用マスタークロックジェネレーターのスペック表記はほとんどが過少であり、迂遠的とくる。
例えば、エソテリックのGrandioso G1Xという200万オーバーの機器を見てみよう。


周波数精度というのが「±0.01ppm以内(出荷時)」とあるし、オーディオ機器のスペックらしきものはそれしかない。私が導入したCG-10M-Xはといえば、±0.1ppmである。このスペックの違いが定価の10倍の開きを正当化するのか?
☆試聴
DST-0オリオdeスペシャルの付属のテスト用マスタークロックジェネレーターを外した。

そして、オーディオみじんこさんが50Ωになるまでテフロン絶縁を手作業で行ったという4N銀単線BNCクロックケーブル、70cmでオーダーしたPULSAR50 Mk2 極太純銀50Ω 10Mクロックケーブルて繋ぐ。


電源ケーブルはエソテリックのアンプに付属のアクロリンクのモールディング2Pケーブルを、PFT-T3000AFに挿した。


まず音数は増えて、かつ、無音の領域の闇の滑らかさが心地よい。低音はタイトさを維持しながら凄みが一気に高まり、壮絶さにどきどきする。中高域も改善を示した。しかし、大編成のゆっくりとした弦楽は歪みが残っている。このあたりは、仮にクロックの質を上げてみても、DST-0のPLLに吸収されてしまうのだろうか?つまり、DST-0の限界なのだろうか?もちろんR2R DACのせいである可能性もある。
クロックケーブルを30cmでもう一本導入して、Canarino filsに挿した場合と、スイッチングハブに挿した場合を比較してみるとしよう。

立派な3点支持の金属脚は、ハウル台座3rd改の棚板にダイレクトに設置している。ハウル台座を調整するのも考えるべきか。