
とある男の白昼夢
昼下がりの公園。
ベンチで休憩していた私は足元をついばむスズメに目をやった。
丸くて小さな体、つぶらな瞳。どこにでもいるありふれた鳥。
しかし、その時私は気づいてしまったのだ。
スズメの瞳の奥に微かに光る金属的な輝きを。
「まさか…」
私は慌ててスマホを取り出しスズメに関する情報を検索した。すると、驚くべき事実が次々と明らかになった。
・スズメは世界中に分布しており、その数は数十億羽にものぼる。
・スズメは人間の生活圏に寄り添い、その行動を常に監視している。
・スズメの鳴き声は人間には聞き取れない高周波を含んでいる。
これらの情報を総合するとある一つの結論にたどり着く。
スズメは地球外生命体によって送り込まれたスパイである、と。
その夜、私は眠れぬままスズメの秘密を解き明かそうと試みた。公園で撮影したスズメの動画を解析し鳴き声の周波数を調べる。するとそこには確かに、規則的なパターンを持つ通信信号が記録されていた。
私はその信号を解読しようと試みたが高度な暗号化が施されており解読は困難を極めた。
しかし諦めず数年をかけ解析を続けるうちに、いくつかの単語が浮かび上がってきた。
「地球」「資源」「排除」
それらの単語を組み合わせると恐ろしいメッセージが浮かび上がってきたのだ。
「地球の資源は枯渇寸前。人類は排除する」
スズメたちは地球外生命体の尖兵として、人類の情報を収集し侵略の準備を進めていたのだ。
私はこの事実を公表しようと決意したが、誰一人として信じてはくれなかった。それどころか、私は頭がおかしいとまで言われてしまった。
私は決して諦めない。
スズメの監視をかいくぐり秘密裏に調査を進めた。
そしてついに、私は地球外生命体の基地を発見したのだ。
それは月面の裏側にひっそりと佇む巨大な建造物だった。そこでは無数のスズメ型ドローンが製造され地球へと送り込まれている。
私は決死の覚悟で基地に潜入し、地球外生命体の計画を阻止しようと試みた。
しかし、多勢に無勢。私は捕らえられ彼らの前に引きずり出されたのだ。
猛禽類のような地球外生命体のリーダーは私に告げた。
「お前たちの星はもはや我々のものだ。抵抗は無意味だ」
その時私は悟った。
人類は彼等に完全に敗北したのだと。
翌朝、公園のベンチで私はいつものようにスズメたちに囲まれていた。
彼らは私を嘲笑うかのようにけたたましく鳴いている。
その鳴き声は全てを知った私には地球外生命体の勝利宣言にしか聞こえない。
私はただ空を見上げることしかできなかった。
そこには、今日も変わらず無数のスズメたちが自由気ままに飛び回っている。
終わり
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あなたの価値は誰かに愛されるかどうかで決まるものではありません
— 浮気_独身偽装_失踪@ブルーフィールド (@yokohama_BF) November 25, 2024
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