
あざとい女
「あー、マジで無理。あのあざとい女、何なの?」
カフェで向かいに座る親友のユイはスマホの画面を睨みつけながら言った。画面には大学で「あざとい」と評判の女子、サキ先輩の写真が映っている。
「またサキ先輩?何かあったの?」
「見てよ、この投稿。『#彼氏とデート』だって。あざといポーズも盛りまくった自撮りもマジでありえない!」
ユイはそう言いながらさらに悪態をつく。
でもその瞳にはほんの少しの羨望が混じっているようにも見える。
「でもさ、サキ先輩っていつも楽しそうだよね。彼氏も途切れないし」
私がそう言うと、ユイはムッとした顔で反論する。
「だからってあんなあざとい女にはなりたくない。私はもっと自然体で勝負するんだから!」
ユイはそう言いながら自分のスマホを取り出した。そしてインスタを開きサキ先輩の投稿をじっくりと見始めた。
「それにしてもこの角度、盛れるな……。加工アプリは何を使ってるんだろう?」
ユイはそう呟きながらサキ先輩の投稿をスクロールしていく。その姿はまるで熱心な研究者のようだった。
数日後、大学の食堂で昼食を食べているとユイが駆け寄ってきた。
「大変!大変!」
「どうしたの?そんなに慌てて」
「あのね、サキ先輩が彼氏と別れたらしいの!」
「え、そうなの?」
「うん、どうやらサキ先輩のあざとさに彼氏が疲れてしまったみたい」
ユイはそう言いながらニヤリと笑った。
「やっぱりあざとい女はダメなんだよ。私みたいに自然体が一番!」
ユイはそう言って胸を張った。
その日の夜ユイからLINEが来た。
「今日新しい服買ったんだけど、どうかな?」
送られてきた写真には肩出しのニットを着て、少し上目遣いで微笑むユイの姿があった。その姿はいつもよりずっと可愛くてどこかサキ先輩に似ているようにも見えた。
「すごく可愛い!雰囲気変わったね」
私がそう返信するとすぐに既読がつき、返事が返ってきた。
「ちょっと研究してみたんだ。あざと……じゃなくて、可愛く見える角度とかポーズとか」と照れたようなスタンプと共にメッセージを送ってきた。
「まあ、私があざとい女になることは絶対にないけどね!」
そう締めくくられたメッセージを見て私は思わず笑ってしまった。
ユイはあざとい女を嫌っている。
でも、心のどこかではあざといテクニックを認め、そして憧れてもいる。
そんなユイの姿がなんだかとても可愛く思えた。
終わり
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あんた達ダブル不倫だろ?
— 浮気_独身偽装_失踪@ブルーフィールド (@yokohama_BF) February 26, 2025
人様の前でしかも電車内で手を繋いだりキスしたりするんじゃないよ
それぞれの家族を大切にしなよ
Instagramは神奈川、横浜の風景がメイン


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