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#096 TV論④|高校教師(1993年)

    これは前回紹介した「家なき子」「人間失格」と同じく、ヒットメーカーの野島伸司先生による代表作ですね。
    これも怖くてなかなか見れなかった作品です。

    姉がこのドラマが大好きでVHSに録画してよく見ていて、リアルタイムで見ていたかと言うよりは姉の録画したビデオを見ていた記憶があります。
    とにかく全てにおいて、当時小学4年生だった僕には早すぎる内容でした。
    メッチャトラウマになりましたね笑


    高校教師 あらすじ

    主人公の真田広之は、大学の物理か何かの研究者だったんですが、論文を教授のゴーストで書いていたんです。そしてその見返りに教授の娘を紹介されて結婚し、ゆくゆくは教授のポストを用意するから「ちょっとの期間だけ高校教師やってね」的な感じで高校教師になりました。

    そこにいた生徒、二宮繭(桜井幸子)は、真田先生に一目惚れ。

    そこから色々とアプローチ的な展開になりますが、実はこの真田広之はかなり可哀想なんです。
    教授は教授のポストを用意するつもりもなく、娘も浮気(しかも真田の親友)する始末で、展開的に若干無理があるんですがとにかくリジェクトされてしまい、そして傷心の真田は桜井幸子に惹かれていくという感じです。

    そして幸子も幸子でとんでもないトラウマを抱えているという・・・そんな感じで野島伸司特有の誰も幸せにならない物語です。


    高校教師 印象に残ったシーン

    10位 いきなり狂う父親

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    桜井幸子演じる繭の父親は芸術家で、女性の裸体の彫刻を作ってるんですが、ヌードモデル(未成年のアリサ)が妊娠していることを知って、製作中の彫刻にノミを滅多刺しにするのがメッチャ怖いです!!
    確か1話目でしたが、いきなり怖かった記憶があります。


    9位 硫酸をかける女

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    確かバスケ部のキャプテンとかなんですけどレズビアンなんです。
    で、繭のことが好きで、繭が好きな真田広之にSilent Jealousy、Don't You Leave Me Aloneってな感じで、硫酸をぶっかけようとするんです笑
    それがどうなったかはあまり覚えてない(多分未遂で終わった)んですが、とにかく度肝を抜かれましたねえ。


    8位 婚約者をエレベーターから突き落とす繭

    上記の浮気していた真田の婚約者の女が、浮気してたのを繭に見られていて、問い詰めて、押し問答した結果キレた繭が突き落とした記憶があります。
    とにかくバイオレンスな作品ですねえ。


    7位 赤井さん

    人間・失格〜たとえば僕が死んだら〜に続いて(というかこっちの方が前)、関西弁のオヤジ役(確か体育教師)で赤井さん登場です。
    赤井さんはこの時期結構ドラマに出てましたけど、基本的には関西弁のオヤジ役でいいんです。
    ただたまに標準語使う役も出てて、それは完全に違和感でしたね笑(サリナがストーカーのやつとか)


    6位 京本政樹の凶行

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    京本政樹がすごいモテモテの英語教師なんですけど、こいつがとんでもないワルなんです。
    すごくモテるにも関わらず、女生徒を視聴覚室で犯し、更にそれをビデオに撮り、脅すというとんでもない鬼畜。鬼。
    繭の親友の持田真樹なんですけど、この京本政樹の毒牙にかかってしまうのです。


    5位 続・京本政樹の凶行

    で、前述の持田真樹が妊娠してしまい、それを堕ろすんですけど、そしたらキレて真樹を殴る・蹴る(正直暴力描写は忘れました)のオンパレード。鬼。


    4位 赤井さんにボコボコにされる京本政樹

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    そして!全視聴者が溜飲を下げた瞬間が訪れました。
    赤井さんが上記の件を知り、京本政樹を引くくらいボコボコにするんです笑
    追いかけ回して、殴る・殴る・殴る!
    まさに「その男、凶暴につき」の我妻刑事を彷彿とさせるその怒りようで京本政樹はボロ雑巾のように崩れ落ちました。


    3位 自宅で見てしまった桜井幸子の素顔

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    そして!主人公の繭が抱えていた闇が、たまたま自宅を訪れた真田先生が見てしまうんです。
    直接的な描写はないものの、近親相姦を匂わす形で気だるそうにベッドに横たわる繭の姿を見てしまい、繭は絶叫。
    恐ろしいシーンです。


    2位 彫刻刀

    そして、そんな父親を許せずに、真田先生は彫刻刀で父親を刺してしまうんです。
    ただ、父親は病気か何かで余命いくばくもない状態で、確か家に火をつけて刺した罪を明るみにせず、焼死してケムに巻こうとした記憶があります。


    1位 最後のシーン

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    そして、最後ですね。
    父親が死んだ繭と、繭の父親を殺してしまった真田先生は、何でか忘れましたが真田の故郷である新潟に向かうんです。
    そして、そこで目的に駅に到着した時、お互いの指に赤い糸をつけて二人は眠っている・・・という感じで終了。
    これが心中なのか、眠っているだけなのかは説明もなく、視聴者に委ねるという余韻を残す感じが非常に良かったですね。


    まとめ

    とにかく、そんな感じで誰も幸せにならないドラマなのですが、そして最後に特筆すべくはこの主題歌「僕たちの失敗」でしょう。
    とにかく怖く、暗く、重いドラマを象徴させるダウナーな曲ですが、最高です。
    この時期のドラマの主題歌はマジで神がかってますね。


    そして10年後のこっちも楽しかったですね。


     
     
    東京都内のベンチャー企業で働くパンクロックを愛する広報部長です。広報以外に人事・労務・採用の責任者も務めておりますので、その辺の話もしたいと思っています。好きなアーティストはHi-STANDARDとかAIR JAM世代中心、サッカー、漫画なども語ります!押忍!

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