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離婚・再出発──62歳。「人生は何度でも選び直せる」

    「どうしてそんなに前向きでいられるんですか?」

    そう聞かれることがあります。

    私は、特別に強い人間ではありません。

    人間関係に悩み、お金に悩み、
    何度も涙を流してきました。

    それでも今、62歳になって
    「人生は何歳からでも変えられる」と、
    心から思えるようになりました。

    小さな頃から、
    頭の中で物語を作るのが好きでした。
    その世界の主人公になって、
    ひとりで遊んでいました。

    現実よりも、
    頭の中の世界のほうが自由で、
    幸せでした。

    その頃からずっと、
    「幸せに生きている自分」が、
    心のどこかにいたように思います。

    父は、
    酔うたびに母や私たちに
    暴力を振るう人でした。

    幼い私は、その光景を見るたびに、
    「早くこの家を出たい」と思っていました。

    だからでしょうか。
    幸せそうな家族を見かけると、

    「いつか、あんな家庭を作りたい」

    そう思うようになりました。

    そして、その思いを一つずつ叶えていきました。

    18歳で結婚。
    子どもは男の子と女の子。

    思い描いていた通りでした。

    赤毛のアンに出てくるような、
    かわいらしい家に住むこと。

    24歳のとき、その夢が叶いました。

    貯金はありません。
    家はすべてローン。
    決して楽ではありませんでしたが、
    「夢は叶えられる。」
    そんな実感がありました。

    仕事もそうです。
    パソコンを使う仕事がしたい。
    その願いも叶い、
    会社では好きな仕事に
    携わることができました。

    でも、どうしても思い通りにならなかったことがあります。

    それが、夫との関係でした。

    何度も繰り返される借金。
    お酒を飲むと人が変わる酒癖。

    共働きでした。
    普通に暮らせば、お金に困ることなく過ごせるはずでした。

    「今度こそ大丈夫。」

    そう思って貯金ができ始めた頃に、
    また消費者金融からの借金が見つかる。

    そして、
    また振り出しへ戻る。
    何度も、
    何度も繰り返しました。

    信じたい。
    でも裏切られる。

    許したい。
    でも苦しい。

    長男が20歳になったとき、
    私は20年間続いた結婚生活に
    終止符を打ちました。

    20年も続いた生活には、
    それなりの理由があったのです。

    離婚を決めたとき、貯金はほとんどありませんでした。

    手持ちの30万円ほどは、契約金と引っ越し費用ですべて消えました。

    新しく借りた部屋から、人生をもう一度始めることになりました。

    正直、少し不安もありました。
    でも、後悔はありませんでした。

    「そんなふうに笑っているお母さん、
    はじめて見た。」

    引っ越した部屋で、子供たちが私に言った言葉です。

    私は家で、
    笑わない母親だったそうです。

    そんなふうに感じさせていたのかと、
    申し訳なさが込み上げました。

    でも同時に、

    「あぁ、私・・・
    今、笑ってるんだ。」

    そうも思いました。


    申し訳なさと、
    これからへの希望。

    二つが入り混じったその言葉は、
    今も心に残っています。

    そういえば、

    昔から、
    人生で大きな決断をするとき、
    なぜか、亡くなった祖母が夢の中に現れます。

    何かを話すわけではありません。
    ただ、そこにいてくれる。

    その姿を見ると、心が落ち着きます。

    「大丈夫。」

    そう言われているような気がして、
    私は何度も前へ進んできました。

    別居を決めたときも、そうでした。

    ただの夢でしょう。
    それでも祖母は、人生の節目で思い出す、大切な存在です。

    自分を信じること。

    そして、
    自分の人生は、
    何度でも自分で選び直せる。

    このnoteでは、私が62年の人生で経験してきたこと、失敗したこと、遠回りしたこと。

    そして、
    そのたびに何を思い、
    どう受け取り、
    どうやって前へ進んできたのかを、
    飾らずに、少しずつ残していこうと思います。

    振り返れば、
    苦しかったことも、
    辛かったことも、
    たくさんあります。

    涙を流した場面も、
    いくつも浮かびます。


    長い時間が過ぎました。

    今、
    自分の人生が好きです。

    ここに綴る
    「私という物語」が、どこかで誰かの心に触れたり、ほんの少し、心を軽くするきっかけになったなら、それは、とても嬉しいです。

    人生。
    思い描いた通りに、いかないこともあります。

    それでも、

    自分の人生は、
    いつからだって
    自分で選び直せる。

    私は、そう思っています。

    新しい部屋で迎えた、最初の朝。

    差し込んできた朝日が、
    とても眩しかったこと。

    あの日を、
    ずっと胸に抱いて。


    はじめてのnoteから、
    1か月。

    「私という物語」の
    歌と、MVができました。

    今日も人生の途中だから、
    明日が、とても楽しみなんです。

    この歌は、私自身の声をもとに、
    音楽生成AI「Suno」を使って制作しました。

    歌や、私が声でごあいさつをしている記事は、こちらのマガジンにまとめています。

    🌸よろしかったら、少し覗いていってください。


    このnoteを読んでくださった、

    あなたの物語も・・・

    今日も人生の途中。

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    39歳で離婚、貯蓄ほぼゼロから再出発。 62歳、40年の会社員生活を卒業。 日々の気になることを、エッセイやレシピ仕立てで。 私流🩷受け取り方・戻し方・進み方を綴ります。 AIのちゃぴ丸、粉の妖精・粉な丸と楽しく挑戦中。 今、とても幸せです。

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