
ビジネスフレームワーク紹介:『5W1H』
社会人経験年数別・汎用ビジネスフレームワーク
フレームワークは「知っている数」よりも、仕事の状況に応じて適切なものを選び、実際の行動につなげられることが重要です。
そのため、ここでは以下の3段階に分けます。

本日ご紹介するのは、社会人1〜3年:初心者向けとして『5W1H』をご紹介します。
■特徴
「誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どのように」という6つの視点で情報を整理する、非常に基本的なフレームワークです。
Who:誰が?
What:何を?
When:いつ(までに)?
Where:どこで?
Why:なぜ?
How:どのようにして?

■使用目的
仕事の指示や依頼内容を正確に理解し、「結局、何をすればいいのか」を明確にするために使ったりします。
■利便性
ほとんどの職種を選ばず、メール作成、会議準備、報告時、資料作成において、タスク管理 等で幅広く利用できます。
特に新人の「認識違い」や「確認漏れ」を減らすのに効果的です。
■使用シーンの例
上司から「来週の営業会議用に資料を作って」と言われた場合、
・Who:誰向け?
・What:何の資料?
・When:いつまで?
・Where:どこで使う?
・Why:何のため?
・How:どんな形式で?
と整理します。
「分からないことを質問する力」も身につくため、初心者が最初に覚えたいフレームワークですね。
この『5W1H』は基本の基でもありますが、ベテランになればなるほど
「言われなくてもわかってるよ・・・。」と、結構忘れてしまいます。
(意外とすっ飛ばすんですね)
現場でよくある会話が、
・それって、誰がやるの?
・何を作る(資料など)の?
・どこまでの範囲を調べるの?
・いつまでにやるの?
・どうやって実現するの?
など、引継ぎ・情報共有・会議中の会話において、「なんとなく」説明され、結果的にふわふわして終わることがよくあります。
上記、質問すると
・それって、誰がやるの?
⇒ 後で決めようと思っていました。。。
・何を作る(資料など)の?
⇒ 相談して決めようと思ってました。。。
・どこまでの範囲を調べるの?
⇒ 過去のデータから抜粋しようと。。。
・いつまでにやるの?
⇒ ちょっとやってみないとわかりません。。。
・どうやって実現するの?
⇒ やりながら経過みようと思います。。。
こんな回答が返ってくると、先輩・上司は、「任せてだいじょぶかなぁ~」って不安に思いますし、心配しか残りません。
そこで、
情報整理のため『5W1H』を意識しながら、会話してみましょう。
・それって、誰がやるの?
⇒ Aさんにお願いしています。
・何を作る(資料など)の?
⇒ PowerPointで提案資料をまとめます。
・どこまでの範囲を調べるの?
⇒ 3年前から前年度末までの過去のデータを分析します。
・いつまでにやるの?
⇒ 来週の木曜午後にレビュー頂き金曜に完成させます。
・どうやって実現するの?
⇒ まず、60%程度の完成でレビューしていただき、フィードバックいただいた内容で補正し、90%完成までもっていきます。その後、体裁を整え100%の状態で金曜日を迎えます。
どうでしょうか。具体性が増したのではないでしょうか。
実業務の中で、『5W1H』を意識するだけで、どのように進めていこうと考えているか、イメージがつきますよね。
■『5W1H』を習得するには。。。
よく、『意識する』『意識しなければ』と考えていてもなかなか、実践の場で出てこなくなります。朝起きて歯磨きをするように、靴下を履いて靴を履くように、眠るときに目を閉じるように。
空気を吸って吐くように『意識しなくても自然に出てくる』状態に持っていくことができれば、『意識しなくても自然にできる』と業務の抜け漏れも軽減し、手戻りを限りなく少なくしてゆくことができますよね。
その状態に覚醒(笑)していただくためには、
『忘れるまで目に触れること』をセットしてみましょう。
私が実際にやったことを紹介します。
パソコンのIME「単語の追加」に、「ご」を打つと予測変換で
「Who、What、When、Where、Why、How」が変換されるようにしました。
メール文作成で敬語を使用するシーンが多くあると思います。
そこで「ご確認ください」と打つときに一番初めの「ご」と打った時に
『Who、What、When、Where、Why、How』が表示され変換しようとします。結構長い表記なので、確実に目に入ってきます。
『覚える』を意識することも大事ではありますが、
覚えきってしまうために、
「目に触れる回数・目に触れる機会を増やすこと」で、
自然と身につけることができました。
『5W1H』だけではなく、他の言葉を「単語の追加」に記録されておくことで、自分が覚えたいな~って思っていることを、仕事をしながら勝手に身につけれるのではないでしょうか。
(工夫次第でなんとでもです)
こんな感じで、私独自の解釈と方法をお伝えできればと思います。
また、次回、ほかのビジネスフレームワークも紹介していきます。
この内容「いいな」と思われた方は、シェア、フォローをお願いします。