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Photo byyuri_gaeru

四万十と友達になる方法

    こんにちは。

    お盆が過ぎ、無手無冠さんのパーティーも終わり、やっと夏の繁忙期の終わりが見えてきた今日この頃です。

    今年の夏は、なんといっても

    「暑い!!!!」。


    晴天が続くのは観光業にとってはありがたいことではありますが、それでもこの暑さにはまいります。
    それに川の水位も低くなって川の中にいる魚たちも少し夏バテ気味に見えます。

    まぁでもそんな夏には多くのゲストさんが来てくれました。
    それも今年はリピーターさんが比較的多かったように感じます。

    今回はそんなリピーターさんを通して四万十と友達になる方法をお教えします。

    【四万十と友達になる】

    EkimaehouseSamaruのコンセプトは”四万十と友達になる”です。

    「四万十の自然や人と友達になり、友達に会うような感覚で四万十にまた遊びに来てほしい」
    という思いを込めています。
    このコンセプトを考えるのに3日間かかりました。

    「四万十”で”友達になる」としていないのは、宿の中での交流というよりは宿の外、つまり地元の方との交流をしてほしいと思っているからです。

    私の宿はあくまでも入り口であって、友達を作るための場所ではなく、友達を作る場所は宿の「外」、つまり四万十という地域にあると考えているからです。

    その為私の宿では、ゲストさんが来られた際には
    「夕食はどうしますか?」
    という声掛けをしています。
    宿にキッチンがあるので「作ります」という方もいらっしゃいます。(その際は私と友達になってもらいます)
    でも大体の方が
    「まだ決まっていませんが、何かおススメの場所はありますか?」
    と聞いてくれます。

    なので、そんな時には近所の居酒屋さんを紹介するようにしています。

    そして、多くのゲストさんが居酒屋さんで地元の方と仲良くなり、心もお腹も満足して帰ってこられます。

    それも複数人で行くより、1人で行っている方の方が満足度が高く、
    「またあの居酒屋さんに行きたい」
    と思ってもらえるケースが多いのです。

    因みによく勘違いされるのですが、居酒屋だからといって必ずしもお酒を呑まないといけないわけではありません。
    近くの居酒屋さんに関しては「地域のレストラン」のようなものであり、家族連れで来られる方も多く、ソフトドリンクもちゃんとありますのでお酒を呑まれない方でも安心して楽しむことができます。

    【四万十と友達になったゲストさん①】

    5年ほど前、長期滞在しながら田舎体験ができる宿のプラットフォームを使ってきてくれた大学生がいました。

    そんなに長期期間の宿泊者は初めてだったので私自身もどのように接すればいいのか迷いましたが、来た時に私が言ったのは
    「のんびりしながら楽しんで」
    ということでした。

    その言葉の「楽しんで」というところだけは忠実に守ってくれたその子は、近所の方から借りた原付バイクで町内だけなく色んな所へ行っていました。
    近所の方とも仲良くなり、ドライブに連れて行ってもらったり、ウナギを食べに連れていってもらったり。
    また、宿に来た他のゲストさんとも呑みに行ったり、ある時は宇和島の闘牛を見に行くゲストさんについていっていたりしました。

    他にも、イベントのお手伝いや農作業など、色んな体験も。

    その子のコミュニケーション力の高さもあって色んな方が可愛がってくれました。

    1か月の滞在が終わるころには、沢山の友達が四万十にできていました。

    それ以来、ちょくちょく友達や家族と一緒に遊びに来てくれていました。

    そして今年の夏。

    その子は結婚して伴侶と一緒にきてくれました。

    宿冥利に尽きる出来事でした。

    【四万十と友達になったゲストさん②】

    この方も最初に来たのは5年前のことです。

    最初は125ccのバイクに乗って来られたゲストさん。丁度その日はそのゲストさんだけで、さらに窪川地区で金太郎夜市という夜市をやっていたのでゲストさんを誘って一緒にいきました。

    その夜市も楽しんでくれていたのですが、宿に帰ったあとにゲストさんが行った近所の居酒屋さんで地元のライダーさんと意気投合。

    翌日一緒にツーリングに行ったそうです。

    その2年後に今度はご家族を連れて再訪。
    その時一緒にツーリングした地元の人たちと再会し一緒に呑みながら楽しんでらっしゃいました。

    そして、今年。

    バイクに乗って今度は一人で再訪。

    当初は2泊の予定が、ちょうど地域のイベントも重なったため、4泊に変更。

    これまでの知り合いと旧交を深めるのはもちろん、新しい知り合いまで作って連日四万十を満喫してらっしゃいました。

    【ゲストハウスを飛び出そう】

    上記の2人のゲストさん以外にも多くの方がこれまで四万十と友達になってくれました。

    近所の方と一緒にBBQしたり、ドライブに連れて行ってもらったり、逆にこちらの方がゲストさんのところへ遊びにいったというケースもあります。

    皆さんに共通しているのは”ゲストハウスの外に出て地域の人と交流した”ということです。

    ゲストハウスの交流には2つあります。

    一つはゲストハウスの中でよそから来た旅人同士で交流する
    「宿内交流型ゲストハウス」。

    そしてもう一つは地域の方と交流する
    「地域交流型ゲストハウス」。

    EkimaehouseSamaruは2つ目の「地域交流型ゲストハウス」です。Samaruというゲストハウスを好きになってもらいたいのではなく、
    ”四万十町大正という地域を好きになってもらいたい”からです。
    その為にはゲストさんには外に出てもらうことが必須。特にお酒のみが多い高知では夜の居酒屋で交流するのが一番。

    幸いにも宿の近くには2軒の居酒屋さんが歩いていける距離にあります。

    その居酒屋さんで地元の方と交流してもらいたい。そしてそれは地域にとっても嬉しい交流となります。

    ゲストハウスの中で色んな所からきた旅人と交流するのもいいと思います。ただ、それは正直どこでもできること。なんなら東京の居酒屋であれば色んな人と会えます。
    せっかく四万十に来たなら四万十を味わってほしい。
    四万十でしか会えない人と会ってほしい。

    そう思っています。

    皆さんもぜひ四万十に来て、四万十と友達になってください。

     
     

    忠太

     
     
    1979年大分県出身。福岡県でサラリーマンをしていた2015年に地域おこし協力隊として高知県四万十町に移住。 協力隊終了後は同町大正でゲストハウスEkimaehouseSamaruを開業。 宿の傍らイベント実施、トイレ掃除、地元高校の魅力化のお手伝いなどもしている。 移住8年目。

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