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【2024年版】 お得感が消えたブルーレート!?

本記事の内容は2024年9月時点のため、情報が一部すでに古くなっています。最新の記事をご覧ください。

今回はインフレ率が三桁を超える国アルゼンチンを訪れるなら必ず知っておきたい「両替」にフォーカスして、できるだけわかりやすく解説したいと思います。

この記事を執筆している時点でもアルゼンチンの両替事情は刻々と変化するため、予測が難しいのが現状です。あくまで現時点での目安にしていただければ幸いです。

アルゼンチンの通貨

まずアルゼンチンの通貨は「アルゼンチンペソ」です。表記が米ドルと同じ「$」のため、お店やレストランの価格表記に戸惑う日本人の方が多いです。

外国人がよく来る店の場合、稀に値札はドルで表記して会計の際にペソで請求してくるお店もあるので、よく見分ける必要がありますね。また値段において、カンマとピリオドの使い方が日本とは逆です。

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例えば「$1.250」は「1,250ペソ」のこと

ちなみに「ドル化」や「中銀廃止」を公約に掲げるミレイ大統領が2023年12月に就任しましたが、これには数年単位の時間を要するとも表明しており、現時点で日常生活で米ドルを支払いのために持ち歩くということはほぼありません。

複数の為替レートが存在する?!

では本題に入りましょう。日本人の感覚では理解しにくいことですが、アルゼンチンは為替レートがいくつもある不思議な国です。

今回は主に二つのレートを取り上げます。一つは銀行の公式レート(Dólar Oficial)、そしてもう一つは通称ブルーレート(Dólar Blue)と呼ばれる闇市場の非公式レートです。

「闇レート」と言ってしまうと聞こえが悪いですが、アルゼンチンではごく普通のことで、新聞やニュースなどでは公式レートの隣に堂々とブルーレートが並べて表示されています。

ブルーレートのお得感が無くなった経緯

一般的に海外からの旅行者はドルを持ち込み、ブルーレートで両替を行うことはよく知られていました。なぜならその方が率の悪い公式レートで両替した時よりも、お得に買い物ができるからです。

例えば、昨年2023年10月の大統領予備選挙後は、公式レートとブルーレートの乖離幅がなんと214%に達し、ドル持参での旅行はお得感マックスでした。

例えで考えると、当時一本15,000ペソのアルゼンチン産高級ワイン「RUTINI」を買った場合、公式レート換算で43ドル(約6,400円)となりますが、これがブルーレート換算では13ドル(約2,000円)と、3分の1の価格で買うことができたのです!

この記事はnoteマネーにピックアップされました

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Masa|ブエノスアイレス在住。2022年にアルゼンチンで国際結婚。南米移住者の視点から、観光情報だけでなく現地のリアルな暮らし・文化・歴史を深掘りして発信。南米2カ国の永住権を取得した東北人。Amazonにて『教科書に載らないアルゼンチン史』(Kindle版)発売中!

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