文具店の店長の朝8時 ―手帳タイム30分と、ノート5冊の役割分担―
名古屋・金山の文具店で店長をしている上田です。
僕には毎朝の習慣があります。8時から8時半までの30分、「手帳タイム」です。
8時に家内が家を出て、娘はまだ寝ている。ちょうど1人になれる時間に、コーヒーを淹れて、手帳とノートを開きます。
まず今日と、数日先を創造する
最初に開くのはプロッターのA5。週間スケジュールで、今日の予定と数日先までの動きを細かく確認します。その日と近い未来を具体的に創造すると、やることが見えてくる。確認したら、開いた状態のまま置いておきます。
昨日の記録を、ノートに写していく
次に、昨日の記録です。
ロルバーンのLサイズには、体重と歩数を記録します。年間スケジュール欄に、自分でデザインしたスタンプを押して記録しています。マンスリーページで1ヶ月の流れを確認して、メモページには昨日のハビットトラッカーを記入。
そして、お金の管理はコクヨの測量野帳(レベルブック)に、昨日使ったお金を使った順番に記録します。
なぜ、スマホで見られるものを手書きするのか。書き直すことで実感が湧いて、自己管理が簡単になるからです。お金の管理を朝やると、無駄遣いの抑制にもなります。
記録を終えて記憶が整理できたら、プロッターのバイブルサイズに昨日の日記を書きます。万年筆で、縦書きです。日本語を綺麗に書く練習になるのと、縦書きは表紙が右から開くので、左右対称のプロッターがぴったりなんです。
日記のお題は、お店でも配布している「日記の種」から引きます。この話は、また別の記事で。
最後に、トラベラーズノートにデトックスノートと感謝ノートを殴り書きして、もう一度プロッターA5に戻って確認。30分はここまでです。
一晩寝ると、昨日の自分を客観的に見られる
手帳タイムの効き目は、大きく3つあります。
・今日と数日先を創造するから、やることが見える
・ハビットトラッカーで、習慣作りの確認ができる
・一晩寝た頭で書くから、昨日の自分を客観的に見られる
そして何より大事なのが、振り返りです。過去のことも未来のことも書きますが、振り返りをするかしないかで、手帳はまったく違うものになる。昨日の自分を客観的に見つめるこの時間こそが、手帳タイムの芯だと思っています。
デジタルでいいものは、デジタルでいい
誤解しないでほしいのですが、予定管理はデジタルでもいいと思っています。家族の予定はスマホでリアルタイム共有していますし、その方が便利です。
ただ、自分の1日を「作る」作業は、手書きが合っている。TODOを書いて、1日の予定を組み立てると、生活も仕事もスムーズになります。朝じゃなくても、いつでもいいんです。
日記だって、書かない日はいっぱいあります。僕はよくお客様に言っています。
「日記を書き始めた日から、日記は始まっています。書けなかった日は、『書けなかった』という日記なんです。書けなかったという記録が残るから、安心してください。僕らも毎日は書いていませんよ」
続けるコツは、完璧を目指さないこと。手帳タイムは、そのくらいの緩さでちょうどいいと思っています。
(文具店 店長・上田)
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