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一番いい男なら、どう反応する?

    「です」

    あーん?
    思わず目を疑った。
    今日、朝イチのLINEの返信。

    昨夜、ある仕事で、俺が質問したことに対する、上司の返信だ。

    です?
    デス?
    DEATH?

    「そうです」ならまだ良い。
    「ですね」もOKだ。

    なのに「です」だけ?
    「そう」や「ね」を打つ手間も惜しいのか?
    それは人として、あまりにも失礼ではないか?

    「です」に反射的にお辞儀の顔文字のリアクションをしてしまったが、「いや、ナメられる」と急きょキャンセル。
    もう気を遣うことはない。

    次の質問にはきちんとした返信があったが、いつもなら「承知しました。ありがとうございます」と返す所を、グッジョブの顔文字のリアクションのみ。
    せめてもの反抗だ。

    朝からモヤモヤした気分で1日を過ごす。

    …しかし。

    「ですね」がOKで「です」が失礼なのは、完全に俺の感覚だ。
    上司は俺の「ですね」くらいの感覚で「です」と送ったのでは?

    むしろ「それはもう、当然その通りです」という信頼の超短縮形かもしれない。
    「りょ」みたいな。

    そう思うと、朝の激怒がアホらしくなる。

    そして時が経つにつれて、こう思うようになった。

    「一番いい男なら、どう反応する?」

    一番いい男なら、特に反応しない。
    「です」だろーが「ですね」だろーが、次の仕事に目を向ける。

    ああ、それでいいんだ。

    この「一番いい男なら、どう反応する?」を、しばらくやってみよう。

    俺が学生時代に専攻していた行動分析学では、「性格とは、行動の束である」という考え方をする。
    だから「一番いい男」の行動が習慣になれば、自分が思う「一番いい男」になれる。

    念のため、ここで言う「男」にジェンダーの意図はない。
    「いい女」でも「いい人間」でも「いい自分」でも良い。
    ただ「いい人」だと「断れない人」のイメージがある。

    俺が一番なりたくて、カッコイイと思うのは「一番いい男」だ。
    もちろん外見は関係ない。

    ただ、いつも「一番いい男」だと疲れてしまう。
    だからエネルギーが中の時は「いい男」、小の時は「ちょっといい男」と使い分けよう。

    まあ、こんなことを記事にしてる時点で「いい男」ではないのだが、これから目指すということで。

    そんなことを考えているうちに、今朝の「です」はどうでも良くなった。
    むしろ「一番いい男」のことを考える、良いきっかけになった。

    一番いい男は、「です」に反応しない。
    うん、できるようになった。

    これからも、カチンと来た時、イラッとした時は試してみよう。
    仕事でもプライベートでも有効だ。

    一番いい男なら、どう反応する?

     
     
    横浜に住む臨床心理士です。 生きやすくなる考え方をしましょう! 仕事やプライベートで気づいたことをもとに、生きやすくなる考え方を見出していきます。 サポート校勤務後、公立小、中、高校で23年間スクールカウンセラー。 元大学非常勤講師。 中3時不登校、通信制高校出身。

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