
嫌われるリーダーが言いがちなやる気を奪う言葉と言い換え方法
会社でも学校でも、あらゆる組織(チーム)でリーダーを務める機会は、誰にでもあると思います。
リーダーの一言は、メンバーのモチベーションを引き上げることもあれば、やる気を奪うことにつながることもあります。
「自分では頑張って伝えてるつもりなのに、なぜか周囲が冷めていく…」
そうならないための、やる気を奪う言葉とその言い換え方法についてお伝えします。
1 努力のプロセスを否定する「結果がすべてだから」
ビジネスシーンだけでなく、大学のサークルやゼミでも聞く言葉かもしれません。
もちろん成果は重要ですが、プロセスを完全に無視されると、メンバーは「次も頑張ろう」とは思えなくなります。「あなたの努力は見ていた」という承認がないまま結果だけを詰めると、人は心を閉ざしてしまいます。
2 責任を丸投げする「あとは上手いことやっといて」
一見、信頼して任せているように聞こえますが、「丸投げ」と感じる人もいます。
具体的なビジョンやフォロー体制がない「上手いこと」は、メンバーにとってただの丸投げであり、孤独感を生みます。困ったときに相談しにくい空気を作ってしまう、非常に危険な言葉です。
3 過去の武勇伝と比較する「私たちの若い頃は〜」
いわゆる老害化の第一歩です。世代間ギャップを自分から広げてしまうパターンです。
今の時代の価値観や、目の前のメンバーの苦労を無視した比較は、反発しか生みません。「今は今、昔は昔」という前提を忘れたリーダーは、瞬く間に敬遠されます。
4 提案を即座にシャットアウト「前もそうだったから」
新しいアイデアが出た時に、「前例がない」「それは前に失敗したからダメ」など、検証もせずに放たれる一言は、挑戦する気持ちを奪ってしまいます。
特に大学生のコミュニティでは、代替わりするたびに新しい挑戦が生まれます。それを過去の経験だけで否定し続けると、メンバーは「どうせ提案しても無駄だ」と考えるようになり、組織は停滞します。
5 やる気を奪わないための「言い換え」のヒント
リーダーに必要なのは、正論を振りかざすことではなく、一緒に目的地を目指す姿勢を見せることです。
◯結果がすべて→結果は残念だったけど、あの工程は良かった。次はどう活かそうか?
◯上手いことやって→基本はこの方向で。この部分で迷ったらすぐに相談してほしい。
◯私の時は〜→今の状況だと何が一番の課題かな?一緒に考えよう。
言い方を工夫したり、メンバーが安心できる言葉を添えることで、信頼度やモチベーションが上がるかもしれません。
さいごに
リーダーの言葉には、想像以上の重みがあります。
メンバーのやる気を引き出すのは、カリスマ性のある演説ではなく、日々のちょっとした、相手を尊重した言葉選びです。
もしあなたがリーダーという立場なら、発言する前に「言い方や伝え方はこれでいいのかな?」を考えてみるとよいでしょう。