
サプライチェーンリスクマネジメント(SCRM)とは
サプライチェーンリスクマネジメント(SCRM)の意味
サプライチェーンリスクマネジメントとは、サプライチェーンにおけるリスク管理のことです。
英語で“Supply Chain Risk Management”と記すことから、「SCRM」の略称が使われます。
先に触れたように、サプライチェーンを取りまく環境にはリスクも多々存在します。
とりわけ現在は、相次ぐ自然災害や国家間の緊張、そして新型コロナウイルスのパンデミックなど、外部要因での不確実性が激化しており、サプライチェーンも不安定になっています。
こうしたリスクに素早く対応するためには、実際にリスクが顕在化してから動くのではなく、どのようなトラブルが生じ得るかを事前に予想し、そのリスク対策(BCP対策)を考えることが重要といえます。
サプライチェーンリスクマネジメント(SCRM)で想定されるリスク例
では、SCRMにおいて想定しなければならないリスクとしては、具体的にどのようなことが考えられるでしょうか。
オペレーションに関するリスク
第一に考えるべきは、サプライチェーンを管理運営していく際のオペレーションに付随するリスクです。
このリスクの中には、システム障害のような技術的な問題から、発注ミスのような人為的ミス、あるいは配送プロセスなどにおける事故や事件も含まれます。
情報セキュリティに関するリスク
第二に考えるべきは、マルウェア・不正アクセス・内部不正などの情報セキュリティ関連のリスクです。
サプライチェーンの場合、情報セキュリティリスクは自社起因のものだけでなく、他社に起因する場合も考えなくてはなりません。
たとえば、セキュリティの脆弱なサプライヤーから自社に関する情報が流出したり、あるいはそこを踏み台にして自社が狙われたり、といったリスクも考えられます。
災害・感染症に関するリスク
地震や水害などによる災害、感染症のパンデミックなど、外部要因によるサプライチェーンの寸断リスクも考えなければなりません。
また、グローバルにサプライチェーンを構築している場合は、国家間の緊張などが影響してくる場合もあります。
こうした外部要因によるリスクの発生は、自社努力だけで防げるものではありませんが、いずれにせよ対策を考える必要はあるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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