
秋だなぁ
雨の日の散歩もいい
足元の水跳ねは少し気になるけど、人が少ない街中を歩くのも悪くない
先月のように汗だくになることもなく、むしろ少し湿気を帯びたワンピースが冷たく感じるくらいだ
少し肌寒くなって、お茶でも飲みたいなと思ったら、可愛い小さなカフェを見つけた
大阪阿波座にある
喫茶 アカリマチさん

木の看板と椅子が愛らしい
折りたたみ傘をたたんで、傘袋にしまう
初めてのお店へ入る時は、いつも少しの緊張感がある
常連のお客さまが多いお店では尚更緊張感が増す
非日常の始まり…
一目で店内が見渡せる広さ
あっ、サイフォンコーヒーのお店だ!
うれしい
小さなメニューを時間をかけてみる
カウンター注文のお店では味わえない時間
後ろの人を気にする事なく、心ゆくまでメニューを眺める
ふむふむ、ブレンドの濃さを選べるなんて、むっちゃいいやん
普段は深煎りの濃い目のコーヒーが好みなのだが、日によっては強く感じ過ぎることもある
今日はマイルドにしよう
それと……カウンターからよく見える位置にある黒板
かぼちゃプリンだよー
いやいや、今日はやめておこう
お昼を食べ過ぎたので、雨の中でも散歩しようと思ったんだよね
『かぼちゃって秋を感じるね』
食べ過ぎたんだよね
かぼちゃだね
プリンだね
秋を感じるね
旬のもの食べなきゃね
の心の戦い5段活用で
マイルドコーヒーとかぼちゃプリンを注文
心の戦いは、自分を甘やかす結果になる事が多いのでもちろん今回も想定内の結果だ
サイフォンコーヒーのお店に入ると、母が営んでいた喫茶店に想いを馳せていつも懐かしい気持ちになる
まだコーヒーが美味しいと思えず、ミックスジュースか甘いカフェオレが好きだった高校生のある日、お客さんから
コーヒー点ててみぃー
※標準語:コーヒーを淹れてごらん
と言われ、サイフォンコーヒーチャレンジが始まった
簡単そうに見えて、これがなかなか難しい
当時、コーヒーフィルターはネルという生地を使っており
フィルターを清潔にしておかないと、美味しいコーヒーは点てられへん
と、母はいつも丁寧に手洗いしていた
大きな寸胴にアイスコーヒーを作る時も、大きな三角帽子のようなネルフィルターに豆をいれて大きな銀色の寸胴にゆっくりお湯を落としていく
クローズ後の店内いっぱいにコーヒーの香りが満ちていて、コーヒーを美味しいと思えなかった頃でも香りは好きだった
肌寒く感じてるのに、アイスコーヒーのことを思い出すなんてね、と思っていたら注文が届いた

かぼちゃプリンと金ミャクさんコラボ
かぼちゃの種も美味しい
いい香り
あぁ、美味しい
透き通った色のコーヒーは、温められたカップで少し熱いと感じる温度を保っていて、とても美味しい
あぁ、美味しい
また、美味しいの語彙以外浮かばないけどそれでいい
かぼちゃプリンとコーヒー、こんな幸せ時間を過ごしていいんでしょうか!と思いながらカフェタイムをゆっくり楽しんだ
コーヒー点ててみぃー
のサイフォンコーヒーチャレンジは、またいつかカフェで想いを馳せた時に書いてみようと思う
温かい飲み物が美味しい季節になった
秋だなぁ