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vol.162先走り編【渡さなきゃよかった】我慢発うつ病行き 1163


    前話

    我慢発うつ病行きマガジン
    ※モラハラ夫編•パワハラ編は別マガジンに収録



    又しても、いつぞやの先走りを悔いて、胃袋が捻じ切れそうになってる。
    どうしていつも勇み足なんだろう?
    どうしていつも後悔ばかりしてるんだろう?

    話は4月に遡る。
    雇用保険受給が終了するのを前に、無収入になることを恐れた私。
    精神科Y医師からもメンターであるM先生からもワタル(仮名、妹、他市ハローワーク勤務)からも、「慌てて働くより心身を整える方が先」「未だ機は熟してない」と言われていたのに。

    焦った私は、貯金で生活することに考えが及ばなかった(何でやねん‼︎)。
    そして修(仮名、長男、私とは長年喋らない)に「7月から無収入になるから○万円支援をお願いしたい」という手紙を渡した。

    修に手紙を渡したところで、彼が7月から額面通り負担するかどうかは判らない。
    でもね書いたこと、渡したこと、読んでくれたことで何だかひとつ気が済んだ。
    次に考えるのは7月になってからでいい。

    偉いな、私。
    以前なら「あんな手紙を渡されて、修はどう思っただろう?」「渡さない方が良かったかな?」と無駄に悩むところよ。
    1ミリ成長した。

    vol.153トンネル編【低温やけど】より



    「これまで修が生活費を入れていないのは如何がなものか?」「生活費を入れるのは当たり前でしょ」というご意見があるのは百も承知。
    修については、いろいろとワケがあるのです。

    私と喋らない修から、返事がないのは織り込み済み。
    7月になれば答えは判ることだし、忽ち生活が立ち行かなくなるワケでもない。
    ぼちぼち就活の真似事も始めたことだし。
    それよりも入眠困難×中途覚醒×早朝覚醒の再来と、酷すぎる肩凝りを何とかしなきゃ。

    ……からの急転直下。

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    2025.6.9


    梅雨入りの日の朝、重い体を引き摺り起こしてみたら、テーブルの上に修からのメモ。
    「7月末頃 引越し予定
    7月中旬や8月上旬にずれる可能性はあり」
    修よ、オマエもか。

    理由はわからない。
    書いてないし、喋らないし。
    修の年齢は、「子ども」いうには充分過ぎるほど大人。
    子育てのゴールは自律•自立。
    応援こそすれ、私のエゴで引き止めてはいけない。
    理性では解ってる。
    引き止める気もないし。

    でもね、どうして今なの?
    私、うつ病で無職で無収入なの。
    口には出さないけれど、心の中はエゴ丸出し。
    4月の手紙がきっかけになったのだとしたら、「渡さなければよかった」と後悔の嵐。
    冷蔵庫だって買ったばっかりなのに。
    独り暮らしになると判っていたら、もっと小さいので良かったのに。



    2月に由美(仮名、別居長女、私とは接点ゼロ希望)が出奔してからは、修とふたり暮らし。
    元々5人で住んでた賃貸マンションだから、独りならもっともっとコンパクトな部屋でいい。
    無収入だから家賃はう〜んと削減したい。
    ちょっと待って。
    家賃を削減しようにも、無職の私は転居もできない‼︎

    雨が降り出す前に黒耳号(人力ママちゃり)で市役所に向かい、住宅について教えを乞う。

    ①入居支援制度は、仲人のようなもの。
    相談にのってくれるしマッチングに力を貸してはくれるけど、審査基準が緩いわけではない。
    普通に収入⚫︎ ⚫︎ がないとダメ。
    ②当市の市営住宅は、給与•年金•生活保護など継続的な収入⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎があることが条件。
    たとえ貯金が何兆円もあって(ないけど)、家賃の支払いに何の心配もなくても⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎ 、収入がなければ申し込めない。
    ③❷以外の公営住宅は無職でも申し込めるけど、そもそも単身者向け住戸が少ない。

    本来ならさっさと仕事を始めるべきなんだろうけど、今の心身で耐えられるのか?
    せっかく回復途上なのに再発しないのか?
    手紙の内容が関係したのか?
    手紙を渡さなきゃよかったのか?
    どうして修を引き留めたいと思ってしまうのか?
    修のためにならないではないか?
    ぐるぐるぐるぐる……

    ワタルから「よしよし」「ボチボチ」「ゆっくり」が届いた。
    くよくよ考えても考えなくても、なるようになるし、ならないものはならない。
    それなら、くよくよ考えなくていい。
    いつかは何とかなるはずなんだから。

    ……と思えるくらいなら、こんなに落ち込んでないよ。

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    幼い頃から母の支配が辛すぎて、「面倒なんかみるものか」と思っていた私が今や母の(介護の)キーパーソン。
    今日(6/10)は救急搬送の知らせに病院へ飛んで行って(タクシーGOだけど)、検査に次ぐ検査で帰宅できたのが22:39。
    入院を回避できた母は、これからもグループホームで何の心配もなく楽しい毎日を過ごすはず。

    片や「あなたたちは宝物」と縛らずに育てた(つもり)子どもたちからソッポを向かれ、孤独と不安が待つ私。
    あんな母にでも駆けつけてくれる娘(私ですけど)がいるというのに、どれだけ嫌われてるん?
    何の祟り?
    不公平すぎん?

    試練なんて要らんのに。



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    病院まで付き添ってくださったスタッフさんと母
    可愛いソックスを買って渡してあるのに
    私が見るときはいつもこのヨレヨレを履いてる








    2025.6.10

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