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💁あれからどうなった?【お米の値段】 1503


    3月後半、1,980円/5kgの備蓄米が相次いで売り出された。
    同じ頃、近隣のスーパーの最安値は3,580円(単一ブランド米)、あるドラッグストアでは2,980円で売られていた。
    突然どうした?
    以前の2,000円/5kg前後には程遠いけれど。




    4月、近隣のスーパーでは「○○産●●米5kgお買い上げの方に、卵1パック差し上げます」というレア企画。
    以前なら100円前後で買えた卵。
    一時よりはまマシだけれど、値上がったまま下がる気配はない。
    そんな卵をオマケに付けてまで、お米を売りたい理由があるの?

    と思う間もなく、後日同じスーパーで「本日の目玉2,980円/5kg」と、単一ブランド米の大売り出し。
    お米ってダブついてるの?
    何をそんなに売り急いでるの?
    勘繰りたくもなるってもの。

    農水省によると、コメ価格高騰→買い控え→民間企業が抱える在庫量は過去10年で最高水準→このままだと8年産新米価格の方が安くなるかも⁇
    新米が出回れば、7年産は古米。
    つまり「新米より古米の方が高い」なんていう逆転現象が起きる(可能性がある)。
    こりゃいかん、さっさと7年産米を売ってしまわなければ‼︎
    ……というわけ。




    ディスカウントショップやドラッグストアでも、2千円台のお米を見かける。
    「お米全品10%OFF」なんてスーパーもある。
    並んでいるのは国産の単一ブランド米ばかりで、備蓄米や、一時よく見かけたカルローズ米、台湾米を販売している様子はない。

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    右側のお米だけは
    単一米ではなくブレンド米
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    主食用米の需要は696万トン。
    作付けから予想される2026年の生産量は732万トン。
    余剰は732-696=36万トン。
    つまり在庫は更に膨らむ可能性がある。
    もちろん悪天候や災害など、不測の事態が起こればこの限りではないけれど。

    そして今、別の問題が起きている。
    それは、米菓やお味噌に使われる「加工用米」の不足。
    需要見込み27万トンに対し、生産見込みは23万トンで4万トンの不足。
    他にも、輸出用(2〜4万トン)•米粉用(4万トン)•備蓄用(13万トン)の不足が見込まれるらしい。

    国は長らく続いた減反政策廃止後(2018年)、主食用米の生産量を抑え価格を維持するために、加工用•飼料用•米粉用などと細かく分類し、農家に補助金を出してきた。
    「補助金が出るなら」と、農家は加工用米などに転換。
    主食用米の生産量を減らしすぎた結果が「令和の米騒動」。
    急激な米不足で米価格は高騰。
    「高く売れるなら」と、一転、農家は加工用米の作付けを減らして主食用米を増産。
    主食用米の過剰&加工用米の不足につながった。
    こんなことをいつまで繰り返すの?

    「農家の票を手放したくない政治屋」は、「価格を下げてほしくない農家さん」が離れるようなことはしない(できない)。
    投票してくれるかどうか判らない消費者何なら選挙に無関心でいてほしいよりも、絶対に票になる農家の方が大事。
    万一農家の支持を失ったり、離農されたりすれば、票が減ってしまう。
    米価の維持•安定=農家の支持=政治屋の既得権益。

    政治屋が既得権益に固執し続ける限り、米作に関する国の政策国が生産量をコントロールするが大きく変わることは期待できない。
    票が大事なのは解るけれど、いいかげんに本気で議論してくれない?
    その時々の(小手先の)政策に振り回されることなく、農家が安定して米作りを続けることができ、価格が乱高下することなく、消費者はいつでもほしいときに安心して購入できるように、ってね。
                    2026.5.14.木







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