
🌙 ちいさなお菓子屋さんができるまで
夜。
おやつ棚の灯りのまえに、
ちみ殿、こちみ殿、ぽふ鳥殿。
三つの頭が並んでいるれす。
すん……🍪
あの夜から、
お菓子の棚はなんとなく
気になる場所になったれす。
ちみ殿が、
棚の丸いクッキーをひとつ眺める。
こちみ殿も眺める。
ぽふ鳥殿も、
ぽふ。
そのとき。
どこからともなく、
棚のすきまを
すん……
と、風が通ったれす。
「あれ……?」
気づくと、
知らない棚。
知らない瓶。
ころん、と置かれた
見たことのないお菓子。
どうやら、
魔法菓子店へ
迷いこんでしまったみたいれす🫢。
ちみ殿が、
ひとつの粒をのぞきこむ。
すん……
ぽんっ🍪。
もうひとつ。
ぽんっ🍪。
もうひとつ。
ぽんっ🍪。
こちみ殿のしっぽ、
ふるん。
気がつくと、
ふしぎなお菓子ができていたれす。
魔女パレットの魔法菓子店さんでは、noteの世界観から
お菓子の種を見つけ、科学テーマから不思議な仕掛けを組み合わせる
「魔法菓子」のプロンプトが公開されているれす。
「ふむふむ……」
できたお菓子を眺めていると、
また、
すん……
風。
こんどは三粒だけではなく、
できたお菓子まで
ころころ……
風の向こうへ。
追いかけていくと、
あちらにも、お菓子。
こちらにも、お菓子。
「……ここ、どこれす?」
どうやら今度は、
お菓子ラリーへ
迷いこんでしまったれす🫢🎃
ハロハロおかしラリー🎃では、自分らしいオリジナルのお菓子を作り、
お菓子屋さんとして出店し、ほかのお店を巡る遊びが案内されています。
公開されているお菓子生成プロンプトを使わず、自分で作る参加もOKとのことれす。
ちみ殿、
きょろ。
こちみ殿、
きょろ。
ぽふ鳥殿、
ぽふ……。
せっかくなので、
ここでもひとつ。
ぽんっ🍪。
もうひとつ。
ぽんっ🍪。
もうひとつ……
ぽんっ🍪。
「ちみ殿……」
こちみ殿が、
何かに気づいたれす。
すん……。
三粒の前には、
小さな棚。
灯り。
お菓子。
そして、
いつの間に置かれたのか、
小さな看板がひとつ。

「……お店になってるれす🫢」
「ふむ…。」
みんなでしばらくお店を眺めたれす。
窓の外には月。
棚には、
さっきまでなかったお菓子🫢。
その袋のすみには、
なぜか見覚えのある
ちみ殿の緑の帽子と、
あの夜の灯りが
ちょこん。
すん……🍪
あの夜は、
ひとつ取って。
ふたりが来て。
もうふたつ取って。
それだけだったはずなのに。
今夜は棚いっぱいに
お菓子が並んでいるれす🫢。
ちみ殿のしっぽ、
ふるん。
「ふむふむ……」
どうやら、
ちいさなちみワールド菓子店、
開店してしまったみたいれす🤭🍪🌙